■隅田川の橋のライトアップ
8月1日の夕食の時に窓から外を見たら、勝どき橋とその先の佃大橋がライトアップされているのが見えた。すぐにネットで調べてみた。
すると、【東京都は「2020年に向けた実行プラン」の一環として、水辺のにぎわい向上や隅田川橋梁群の観光資源としての活用を図る観点から、隅田川に架かる10橋のライトアップ設備新設/更新を進めている】。
豊洲大橋の上から見たレインボーブリッジはブルーだった。
この文章は過去に読んだことがあるが、なにか抜けているような気がした。更に調べてみたら、次の言葉が抜けているのが分かった。
以前の文章は【東京オリンピック・パラリンピック前までに、隅田川に架かる10橋のライトアップ設備新設/更新を進めている】であった。
ところが東京オリンピックが1年延期となったので、「東京オリンピック」を抜いたのだった。
豊洲ぐるり公園から見た「豊洲大橋」
隅田川に架かる10の橋とは、「駒形橋、厩橋、蔵前橋、永代橋、白鬚橋、吾妻橋、清洲橋、佃大橋、勝鬨橋、築地大橋」である。
この他に平成時代に整備された新大橋と中央大橋が加わって浅草から東京湾に下る隅田川の12の橋がライトアップされた。
更に8月1日のみの限定で、豊洲大橋もライトアップされた。
隅田川テラスから見た「勝鬨橋」
東京オリンピックの文字を抜いた代りに【8月1日から当面の間は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療関係者らを応援するために欄干部分をブルーにライトアップを実施。
また、8月1日限定で、豊洲大橋についてもライトアップを実施する】となっていた。そうなると気になるのが、1年延期となった「東京オリンピック」である。
家の窓から見えるビルの合間の「佃大橋」
現在の世界のCOVID-19 の蔓延状態で、果たして来年に東京オリンピックは開けるのか?
私は東京オリンピックの関連施設の多くある地区に住んでいるので、
「もし中止になったら」と気になることが目に付く。
「選手村はマンションとして販売されるが、そこにある巨大な食堂建物、オリンピック後は解体される予定の競技場などは使われずに終る。
東京オリンピックを当て込んで投資された、数々のビジネスはどうなるのか?
隅田川テラスから見た「佃大橋」
中央のオレンジの高いものは、その先の「中央大橋」、左上の光は東京
スカイツリーの頂上部分。
食事を終えて、先ずは今日一日だけのライトアップの豊洲大橋に向かう。こちらは私の住むマンションからは、隅田川と反対方向の運河に架かる橋である。
橋の上からではライトアップが見えないので、豊洲ぐるり公園に降りる。遊歩道では大勢の人が暗い中で、何が釣れるのか海釣りをしている。
隅田川テラスから見た「築地大橋」
撮影を終りもと来た道を戻り、更に進んで隅田川のテラスに出る。
新しく出来た築地大橋のライトアップが綺麗だ。
勝鬨橋の先まで行き、佃大橋も撮影する。
自宅の窓から見た光景とは違う。しかし暑い。
この日に東京は梅雨明けとなったせいか、夜になっても気温は高い。
撮影を終ってヨロヨロと家に戻ったが、残りの橋の撮影はもう止めにしておこう。
築地大橋の下を行く「屋形船」も、少しずつお客が戻っている。 その後方のオレンジは「東京タワー」
(おまけの話)
東京オリンピックが延期となり、場合によると中止も考えられるので、
開会式会場となる国立競技場の様子を見に行った。
ここは工事中を含め何回か見に行っているが、完成後は初めてである。
大江戸線に乗ればシルバーパスが使え、「国立競技場駅」で降りれば目の前にある。
Olympic Stadium の全景を、パノラマで撮影した。
大江戸線の「国立競技場」の駅は、ものすごく立派だった。
でも今は誰もいない。オリンピックで世界中から選手や観光客が来る予定だったので、通路は広いし英文表示が多い。
切符の自動販売機の言語表示は、なんと7ヵ国語に対応していた。
駅を出ると、目の前が国立競技場である。ここは英語表示では「Olympic Stadium」である。
完成しているのに、無粋にもフェンスで囲われている。
既に完成しているのに、周りを仮設のフェンスで囲われていて中が良く見えない。どこか開いていないかと思い、気温34度のカンカン照りの中を競技場を一周したが駄目だった。
来年のオリンピック開催も怪しくなって来ているのだから、せめてフェンスを外して近寄れるくらいのサービスはした方が良い。
神宮外苑だから空気も良くマスクは外して歩いたが、今度は熱中症の心配があった。
フェンスの隙間から聖火台が見えた。
設計ミスで、競技場内にあるべき聖火台が外に設置してある。