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[2006.10.06]
■伊達工場で見た大高酵素の秘密
この町で昔の記憶にあったものを見付けた。 
それは『大高酵素』の看板である。なんだか怪しい名前だ。 
 
私も女房も若い頃からこの名前を知っている。なぜかは分からない。 
4年前に初めて伊達市に来た時に伊達市の外れにこの工場の看板を見付けた時は驚いた。 
大高酵素が伊達にあるとは思わなかった。 


ある日、顔見知りの大高酵素のAさんにゴルフ場のロビーで出会った。丁度、良い機会なので、恐る恐る『工場見学をさせてくれませんか?』と聞いてみた。Aさんはあっさりと『いつでもいいですよー』と言ってくれた。 
 
約束の日に工場に向かった。コテージから25分の距離である。 
白衣と白長靴に着替えて工場に入る。 
大高酵素とは簡単に言えば、50種類の植物から抽出した液を発酵させて、健康に良い酵素を取り出した液のことであった。 
 
Aさんは我々を製造の各工程に案内し、素人にも判るように易しく説明をしてくれる。全ての生命は土に宿り、そこから恵みとして現れる野菜や植物は生命そのものであると言う。 
 
50種類の植物を刻んで砂糖と共に木の樽に1週間漬ける。その次に抽出液を取り出す
次にホーローびきの鉄タンクに200日間貯蔵して発酵を促す。 
 
 
それをビンに詰めたのが、植物発酵エキスのスーパーオータカである。 
どうやらこれは酵素の塊のようなものらしい。 
 
工場見学の最後にタンクから取り出したばかりの出来立てのスーパーオータカを飲ませてもらった。濃くて、甘くて、薬っぽい味のドリンクだ。 
 
社員は出社すると毎朝、これを飲む。Aさんは二日酔いが多いので、コップで2杯飲む。ここの社員はそのせいかみんな顔色がいいし、肌が艶々しているように見える。ドリンクのせいか、帰りの車の中で腹の中がポカポカして来た。 
 
(おまけの話) 
26日にビーノで会食をした。参加者は我々の他は飛魚会のKさん、Sさん、Hさんであった。 
 
私が豊浦のインディアン水車の話をしたら、大食漢のHさんは『鮭は涙ぐましい努力をしてボロボロになって上流まで上ったところで、インディアン水車に捕まってしまい、腹を割かれてイクラを取り出されてしまう。あれを見ると、努力が報われるということは無いんだなーと思う。 
 
せめて少しは逃げられる水路を作って欲しい』。私もそう思う。 
子供達にインディアン水車を見せちゃうと、『努力は必ず報われる』とは言い難いなー。Hさんは優しい人だ。そんなHさんを私は好きだ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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