■イコロ農園に鹿が出る
イコロ農園のTさんからメールが来た。 『暖かくなって来たので、イコロ農園にも鹿が頻繁に出てきて、ブルーベリーの新芽を食べたり、これからアスパラ・トウモロコシを食べたりします。伊達CCにも鹿の糞が多くなりました。』とあった。
そして、『橋本さんの文章力で、北海道の鹿対策についての提言を書いてくれるとありがたいです。』と、なんとも難しい宿題を出されてしまった。
イコロ農園の冬景色
私の友人で、伊豆の宇佐美の別荘にイノシシが出て来て困っている男がいる。
その時の私の提言は『罠を仕掛けて捕まえて、それをシシ鍋にしよう』というものであった。
彼は10万円も出して罠にする檻を買ったが、『檻にイノシシが入ったらどうすればいいんだ?』と私に聞いて来た。
そういえば、100キロもあるイノシシを捕まえても、その後のことを考えていなかった。
では、イコロ農園の鹿はどうすればいいのか?
私は同じように『鹿鍋』にして食べるか、ステーキにして食べることを考えている。
でも、鹿の場合も肉になってしまった後のことは分かるが、捕まえてから肉にするまでのことが分からない。
そこが問題だ。
イコロ農園のピザ窯
鹿も一生懸命に生きているのだから、私が鹿の立場になったら食べられたくない。
だから、鹿対策は『自然に任せる』のが一番であると思う。
鹿も居なくなってしまうような北海道になって欲しくないなー。
イコロ農園の案山子
それにしてイコロ農園の案山子は厚着だなー。
関東地方の案山子は薄着である。
写真の正面に見えるのが『有珠山』、その右が『昭和新山』、そして一番右で雪を頂いている山が『エゾ富士』と言われ北海道の人達が愛してやまぬ羊蹄山です。
このブログに載せる写真を欲しいので、イコロ農園のTさんに写真を送るように頼んだ。
そして送られて来たのが、今回の全ての写真である。
私にとっては思い出深い写真ばかりで、早く伊達に行きたくなった。
イコロ農園の田植え
(おまけの話)
鹿の話が出たので、『馬鹿』について考察してみた。
東京で『バカ』とか、『バカみたい』と言われても、そんなに怒る人はいない。
ある時には愛情を込めて『バカ』と言っているのである。
でもその場合は言われた人が東京育ちという条件が付く。
イコロ農園の炭焼き窯
ところが、関西人がバカと言われると、相当に傷付くと聞いた。
関西人は『アホ』ともあまり言わず、『アホと違うか?』とか、『アホなことを言わんといてや』などと言う。
あくまでもその人をバカとは見做さず、婉曲に『バカなことを言うと、アホと間違われるよ』みたいな言い方をする。
ただ、最近の東京は地方出身者が増えたので、バカと言われると怒る人も増えているのに違いない。
北海道では『バカ』のことを、なんと言いますか?
それは差別用語なので、『頭が少しだけ調子の悪い人』なんて言うのかなー?