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[2009.05.27]
■奥飛騨温泉紀行 (金沢市) 
最終日は上高地に寄ってから帰ろうという予定になっていた。ところが、2~3日前に起きた崖崩れによる作業員の死亡事故発生により、上高地に行く道路は通行止めになってしまった。 
 
そこで、なんの関係も無いのだが、金沢市に住むM君を訪ねようという案が急浮上した。また8時30分に宿を出て、Y君の運転で先ずは富山に向う。 
 
奥飛騨の新緑 


あちこちと立ち寄り、午後2時過ぎに金沢市に到着する。 
M君は中学・高校時代の同級生で、兼六園の傍の金沢21世紀美術館の脇で名曲喫茶『ぱるてぃーた』という店を経営していると聞いていた。 
 
やっと見付けた地下1階の店のドアを元演歌歌手のM君が開けた。 
カウンターの奥に居たM君は、『Mさんか?』と聞いた。 
 
ぱるてぃーたのマスターM君 
 
次に私が入って行き、『私が誰だか分かる』と聞いたら、『橋本だろう?』という返事が来た。 
50年振りに会ったのに、どこかに面影が残っているんだろう。記憶力の良い男だった。  
 
後から入って来たY君とE君はお互いに最後まで、『あんな男はいたかなー?』と半信半疑である。 
まあそう言えば、あまりに容貌が変わってしまった金沢のM君は、かなり記憶力が良くないと分からないだろうと思った。 
だから、金沢のM君も実はそんなに記憶力がいいわけじゃなかったのである。 
 
(おまけの話) 
海を見たいというM君の要望を入れて魚津に向う。 
魚津は蜃気楼が出ることで、日本中で有名である。 
 
蜃気楼撮影 
 
Y君の運転で順調に車を走らせていたら、急に横から警察官が飛び出して来た。 
何事かと思ったら、スピード違反の取り締まりであった。 
 
ネズミ捕り 
 
20キロのスピードオーバーだと言う。 
こんな田舎町の真っ直ぐな道路で、ネズミ取りとは卑怯である。 
 
E君は警察官に言った。 
『こんな問題の無い道路で取り締まりに引っ掛かるのは県外から来た観光客ではないか!。富山県は観光客に来るなと言うのか?』と、なんとも理不尽なことを大きな声で言っていた。 
 
最近の警察官は優しくて、余計な問題を起こさないようにそれには答えなかった。 
 
違反手続き中のY君 
 
今回の旅では私とY君が運転手役である。 
みんなはビールなんか飲みながら、気楽に乗っているだけだ。そして捕まれば、罰金は運転手持ちというのでは割が合わない。 
そこで、私の提案で、罰金は割り勘となった。 
これで安心して、また運転を続けられる。 
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▼コメント(1)
名前:H.YAMA  2009.05.28 07:25:17
今考えても腑に落ちない。40km/hに速度制限をしておく必要のない道路である。これは、何も知らない県外の客を捕まえるワナである。15,000円の罰金は、同乗者の好意で割り勘となったが、2点減点が痛い。ゴールド免許から、3年更新に格下げである。これも、上高地へ行けなかった事から発生した事件である。前回妻と日野乗鞍山荘に泊まって、上高地を目指す計画が、伯母の急死でとんぼ返りいたことがある。今回は、がけ崩れの人身事故の為に交通止めであった。長野県を故郷としている私としては、何としても一度は行きたい上高地である。 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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