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[2009.06.30]
■裸足の感触を思い出す
イコロ農園の田圃を見に行ったら、「ひえ」が猛烈に生えている。このまま放置すれば、この秋の米の収穫に影響が出そうだ。 
 
イコロ農園のTさんは『ひえは橋本さんとK会長の仕事です』なんて言っていて、自分は田圃に入りたがらない。 
 
ひえだらけの田圃 
 
昨年までは田圃に入る時には長靴を履いていた。 
ところが、今年はどうしたことか、Tさんが『長靴だと田圃が痛むらしい。ひえ取りは田圃専用の長靴か、裸足でやるのが良いらしい』と、どこかの農家から情報を仕入れて来て、それを受け売りで私に言う。 
 



そこで田圃専用の長靴を履いてみたら、これがきつくて履けない。仕方ないので、勇気を出して裸足で入ることにした。 
 
田圃の畦道に靴を脱いで、恐る恐る入ってみる。 
『ぬるっ』という足の触感があり、脹脛の下くらいまで足が埋まった。 
 
 
経験も無いのに、なんだか懐かしいような感触である。 
中腰のスタイルで余計なことを考えずに、ひたすら「ひえ」を抜く。 
2時間も掛かっても、1反の10分の1くらい面積のひえしか抜けない。 
 
 
田圃は4反もあるので、残りの面積を考えたら、東京に戻りたくなった。 
昔の農家のお婆さんの腰が曲がるのも理解できた。 
そんなことで教訓です。『お米は大事に食べましょう』。 
 
(おまけの話) 
田圃に裸足で入った後に、足を洗う為に水道のある場所までそのまま歩いて行った。 
田圃の畦は雑草が生えていて気持ちが良かったが、その先にはウッドチップが敷いてある。 
 
このウッド・チップの道では私は足の裏が痛くてまともに歩けない。 
現代人はヤワになってしまい、少しでも表面が平らでないと裸足では痛くて歩けなくなってしまった。 
 
 
ところがTさんに聞いた話では、田植え学習に来た小学生を引率して来た若い女の先生が、そのウッドチップの道を何事も無かったように裸足で歩いていたという。 
まだまだ田舎には凄い女性がいると感心した。 
 
私だって小学校の低学年の時は下駄を履いていたのであるから、足の裏は結構鍛えてあると思っていたが、60年も経つと駄目である。 
人間は進化しているようで、実は退化しているのかもしれない。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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