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[2009.07.09]
■サクランボの食べ比べ
「さくらんぼ」のシーズンは北海道は本州より1ヶ月、遅くやって来る。ところが地球温暖化の影響か、それが半月くらいに縮まって来た。 
それで、壮瞥町では7月4日からサクランボ狩りが始まった。 
 
イコロ農園 
 
イコロ農園でも今年は壮瞥町のサクランボ農家の岩倉さんの指導で、私が10本以上もあるサクランボの木の消毒をした。 
その結果だろうか、例年よりも多くの実を付けている。・・ような気がする。 
 
イコロ農園のサクランボ 


7月2日に伊達市内のOさんが留守中にサクランボを届けてくれた。 
Oさんは農家ではないが、自宅の庭に2階の屋根よりも背の高い木に梯子を架けて、サクランボを採ったそうだ。 
全く手入れをしていないというのに、甘くて美味しい。 
 
4日にイコロ農園に行ってサクランボを収穫した。 
例年より出来が良いが、まだ少し早い。食べ頃は4~5日後のようだ。 
 
佐藤錦 
 
その足で壮瞥町の岩倉さんの果樹園に向かう。 
早速、サクランボ畑に案内してもらい、岩倉さん自慢のサクランボを枝から採って食べる。真っ赤で大きくて甘い。さすがにプロである。 
 
南陽(まだ少し早い) 
 
ゴルフ場のK社長の家のサクランボは赤い実を付けたそうだが、甘くないのか『カラスも食べない』と本人が自嘲気味に言っていた。 
サクランボは非常に短い時期しか採れないので、その時に真っ赤なサクランボを枝から自分で採って食べられるのは幸せである。 
 
(おまけの話) 
生まれて初めて食べた物というのは今でも鮮明な記憶に残っている。「サクランボ」もその内のひとつである。 
 
私が小学生の低学年の頃の話である。 
青森県の弘前から、独身の女性が我が家に1年に1度だけ遊びに来る。 
その女性が誰なのかは今でも分からないが、カメラを持って来ていた。でも、彼女はオヤジの知り合いであることだけはハッキリしている。 
 
 
美人で、弘前訛りで話す言葉が、魅力的で印象に残っている。 
彼女がある時、「サクランボ」をお土産に持って来た。 
それは東京の店で買ったものか、弘前のものかは分からない。 
 
そのサクランボを持って3人で散歩に出掛けた。 
そして、小金井橋の袂でそのサクランボを食べた。 
生まれて初めて食べたサクランボは甘くて、贅沢な味がして、とても美味しかった。 
 
あの女性は誰だったのか?そして、オフクロはどう思っていたのか? 
今は両親とも亡くなり、歴史の向こうに行ってしまった甘酸っぱい思い出である。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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