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[2009.07.16]
■たこ焼きとベートーベン
伊達市で忙しい人のベスト・スリーに入るXさん宅に呼ばれた。 
『呼ばれた』と言っても、押しかけみたいなものである。 
昨年はXさんが忙しくて、一度も食事を共に出来なかった。 
 
今年は私達の滞在期間が短いので、『いま会わないと、帰ってしまいますよー』と、脅かしたら、家に招待された。 
Xさんの提案は、『たこ焼きを作って食べて、ベートーベンの第7番を聞こう』という、なんとも取り合わせが妙な食事会である。 
 
たこ焼き器 


私と女房はポトフと野菜サラダを作って、持参した。 
たこ焼きは、市販のたこ『焼きの素』みたいなものを使っているので、東京人からみたら大した物ではないが、今は独身となっているXさんが手作りしてくれるその気持ちが嬉しい。 
 
 
食後はいよいよベートーベンである。 
彼の家のオーディオは素晴らしい。今では値段が付けられないような貴重な装置の数々である。 
そのオーディオ装置で、Xさんの解説付きでベートーベンを聞く。 
 
オーディオルーム 
 
Xさん曰く。『伝説の指揮者ウィルへルム・フルトヴェングラーが、1943年、つまり戦時下にあのベルリンフィルを指揮した「第7番」と、戦後の1950年、まさに私が誕生した年に、あのウィーンフィルを指揮した「第7番」です。』 
 
熱心に素人の私にクラシック音楽を語るXさんを羨ましく思う。私にはそれほど惚れ込んだものは無い。 
 
それにしても、ベートーベンにタコ焼きは似合わなかったなー。 
 
 
(おまけの話) 
「たこ焼き」と言えば大阪である。 
心斎橋の傍の、大阪が誇る食い倒れ人形の向かい側にあるたこ焼き屋の『大たこ』は、タコも大きいが、味も良い。 
現役の時には取引先や仕入れ先が数軒あったので、よく通った。 
 
 
それよりも私が好きだったのは、JR梅田駅のそばの阪神デパートの地下にある『イカ焼き』である。 
小さく刻んだイカが入っているお好み焼きみたいなものである。醤油を付けてもらい、熱々の時に食べるイカ焼きは絶品である。 
 
関西はこの他にお好み焼きもあり、関西風に言えば『粉もん』が美味しい。 
昔から大阪は『食い倒れの街』と言われているが、私の友人の関西人のMさんは、『安いものしか無いので、食い過ぎて倒れるのだ』という珍説を唱えていたが、どうだろうか? 
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▼コメント(2)
名前:shinji  2009.07.21 11:23:06
私も納豆を食べてオペラに行くのが好きです。こういう取り合わせは日本人にしかできないという最高の贅沢だと思います。 
名前:V.F.S  2009.07.16 13:00:06
フルヴェンとウイーンフィルの7番は名演奏だと思います。 ただ、何故、たこ焼きと7番なのか、教えて下さい、橋本さん。(疑問) 今度、会った時でいいですよ。(笑) 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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