■昔の名前で出ています
昔の友達はよいものである。 中学・高校時代の友人のK君が彼の友人3人を伴って、伊達市にやって来た。
12歳で知り合ったのであるから、もう55年も付き合っている。男は結婚しても姓が変わらないので、昔の名前で出ているのである。
3泊4日の計画で、トーヤレイクヒルGCの私のコテージの隣に宿泊した。朝は起きて朝食を自分達で作って食べる。
そして、私のコテージにやって来てコーヒーを飲む。
その後はゴルフである。ゴルフが終れば、観光に行き、帰って来たら夕食の為に町に行く。
霧の中のゴルフ
食事が終われば、錦町に行く。
『田舎っぺ』で飲んで歌い、次にスナック『ノア』に行く。
スナック「ノア」
これを3日間、続けるのであるから、最近の高齢者は元気が良い。
9番ホール
私と女房は彼らの接待に忙しい。
わざわざ私の誘いで東京から来ているのだから、私は伊達市長になり替わったつもりで接待役に徹している。
最後には『心の伊達市民』に申し込んで帰って行った。
来年もきっと来てくれるだろう。
これで少しは伊達市の経済に貢献できたのでないかと思う。
(参考資料)
夕食は、寿司屋『文七』、漁師料理『天馬』、創作中華『菜菜』。
東京に比べたら、『安くて、新鮮で、旨い』と、感激して帰って行った。
文七の「たこの耳」
(おまけの話)
私のゴルフ仲間に作詞家の星野哲郎さんがいる。
家が近いので、以前はよく一緒にゴルフに行ったものである。ゴルフ場へ行く車中で、よく作詞の話をした。
そんな中で、記憶に残っている話がある。
小林旭が歌ってヒットした歌に『昔の名前で出ています』というのがある。この歌の出来た経緯が面白い。
ある時、新宿のバーで飲んでいた時に電話がかかって来た。
出てみると女性で、『先生、ご無沙汰してまーす。お元気ですか?』に始まり、一方的に親しげに話をしている。
そうなってしまうと、もう今更、『あなたは誰?』と聞けなくなってしまった。それとなく、色々と探りを入れても分からない。
そこで最後に、『今はなんという名で出ているの?』と聞いた。
すると、『昔の名前で出ています』という返事があった。
ハワイの和尚の8月カレンダー
そこで、それを題名に作詞をして小林旭が歌って大ヒットしたのだが、いまだにその女性が誰だか分らないと言う。
星野哲郎さんは、『名乗ってくれれば、お礼をしたい』と言っていますよー。