■いつでも出来ると思うと・・・・。
夏の間だけトーヤレイクヒルGCのコテージに住むようになって7年目となる。来た当初は連日のようにゴルフをしていた。ところが、この1~2年はめっきりゴルフの回数が減った。 イコロ農園で農作業をしていることが多いが、そればかりではない。
人というのは『いつでも出来ると思うと、そんなにしない。』のである。
最近では、コテージの目の前でプレイするゴルファーを見て満足してしまっている。だから、遠くのゴルフ場には殆ど行かない。
ここから15分の伊達CCでも、今年はまだ1回しか行っていない。
オルフレ峠から
そんな私が1ヶ月に1回だけ、遠方のゴルフ場に行く理由がある。
3年前に隣町の壮瞥町のゴルフ会に入れてもらい、その会のコンペに参加している。
メンバーには色々な職業の人達がいて楽しい。
消防署員、神社の宮司、タクシー運転手、旅館の主人、熊牧場の社長、農家のオヤジなど、かなり異色の人達に出会えるのが楽しみなのである。
登別CC アウト1番
8月のコンペは登別CCで行われた。
ここから壮瞥町を通過して、オルフレ峠を経由して45分の距離である。
久し振りの晴天で、暑さに負けてスコアは大したことはなかった。
オルフレ・トンネル
コンペが終ると洞爺湖へ戻り、メンバーの旅館でバーベキューをする。
これが楽しみで、この会に入ったようなものなのである。
この年になると、ゴルフには違う楽しみ方があるのが分かるようになる。
洞爺湖の中島
(おまけの話)
ゴルフの後のバーベキューの時のことである。
長老のHさんが私に聞いた。
『橋本さんは伊達のテンプラを食べたことがある?』
私、『食べたことはあるが、それは東京では薩摩揚げと言う』と言った。
生ラム肉と食べかけのテンプラ
長老『さつま揚げというのは、サツマイモを揚げたものである』
私 『それはサツマイモの天ぷらです』
続けて私『では、海老の天ぷらはなんと言うの?』
長老『それは天ぷらだ』・・・と、なんとも話が通じない。
アメリカ人と話している方が通じそうだ。
他にも油揚げの中に納豆と味噌とネギを和えた物が入った『納豆揚げ』という物が出て来た。
これも生まれて初めて食べたが、あまりいける物ではなかったなー。
地方には地方の言い方や食べ物がある。
そんな文化が失われつつあることを残念に思っている私だ。