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[2009.09.02]
■伊達の蕎麦打ち半名人
「むしゃなび」のブログを書いている農家の菅原さんから電話があった。『私の友人の蕎麦打ち名人の蕎麦を食べる会を企画して下さい』。 
今では私はこの町のイベントの企画屋となってしまっているようだ。 
 
私が勝手に『蕎麦打ち名人』(本人はそうは言っていない)と命名したHさんは29歳で、農業関係の機関で働いているサラリーマンである。 
蕎麦打ちは趣味だが、『蕎麦打ち検定2段』という腕前である。 
 



そこで、22日(土)にイコロ農園で蕎麦の試食会を開催した。 
 
Hさんは『蕎麦は打てるが、蕎麦つゆは作れない』。 
また『茹でるのもチョット・・・』というから、まあ蕎麦に関しては半名人というところか・・・。 
そこで、料理研究家の私の女房の出番である。 
 
 
夕食にもり蕎麦だけでは寂しいので、女房がかき揚げを作ることになった。 
それに蕎麦打ち名人が作れない蕎麦つゆも作った。 
 
 
蕎麦は初めて茹でたというTさんが釜番だから、蕎麦の茹で上がりはかなり怪しい出来だ。 
茹で過ぎのような気がしたが、薪の釜は火の調節が出来ないので、蕎麦の硬さの塩梅はどうにもならない。 
 
*蕎麦粉    ほろみのり(幌加内産) 
*そば汁    カツオ厚削り本返し(関東風) 
*かき揚げ   ホタテ貝とタコの頭と三つ葉と椎茸。 
          タマネギと桜エビ。 
          鳴門金時いも。 
 
かき揚げは現地に合わせて、甲イカの代りにタコの頭を使った。 
 
その日、集まった16人は大満足であた。・・・・・と、思う。 
蕎麦に満足したのか、かき揚げに満足したのかは分からない。 
結局、蕎麦が美味しかったのかどうかは分からず仕舞いである。 
 
これが私達の伊達滞在中の最後のイベントとなった。 
 
 
(おまけの話) 
蕎麦は日本各地に美味しい店がある。 
元々は枯れた土地に仕方なく植える作物なのだから、そんなに自慢できる食べ物とは思えない。 
 
私は蕎麦は好きだが、蕎麦粉100%なら、どこの店でも好きである。 
変に拘っていて、食べ方まで指図する店があるが、それは邪道である。お客の好きな方法で食べさせて欲しい。 
 
 
東京の環状7号沿いにある店は、箸でつまむと蕎麦が全部付いて来る。ざるは3枚は注文しないと腹がいっぱいにならない。 
これも変だ。 
 
東京の名店である藪蕎麦も悪くはないが、私が気に入っているのは、深大寺にある『薬師茶屋』の『おろしそば』である。 
 
蕎麦は高価な食べ物ではないので、みんながそれぞれ自分の好きな店を言い合えるのが何よりも利点である。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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