■・・・は忘れない内にやって来る
伊達から帰り、いつもの生活に戻った。 いつもの生活というのは、毎朝5時頃に起き出して、パソコンを開く。そしてメールのチェックと返信をした後に、ブログに新ネタを登録する。
その後、朝食を取り、車庫の隅に市の指定の袋に入れたゴミを出す。
新聞は伊達に行って留守の間にキャンセルしたので、その後はなんとなく取っていない。
でも、引退すると、それでも困ることは無い。
出掛ける予定が無ければ、自室に籠って本を読んだり仏像彫刻をする。今は秋の仏像展に間に合わすために、阿修羅像を彫っている。
製作中の阿修羅像
10時半頃になると玄関のチャイムが鳴る。・・・ことが多い。
出てみれば宅急便である。
それも伊達市からのことが多い。
Oさんからオオヤミートの詰め合わせが届いた。
私の好きな生ハムと焼き豚がいっぱい入っている。
オオヤミート製品
翌日、またチャイムが鳴った。
今度は伊達の農家の菅原さんからタマネギが届いた。
こんなに大量のタマネギを老夫婦2人で喰えというのか?
近所にもお裾分けする。
伊達産タマネギ
次から次へと伊達から宅急便が届く。ありがたいことである。その間には元気なKさんや、壮瞥町のIさんから電話が入る。
このように、いつまで経っても伊達から離れられない生活が続く。そうしている内に来年になり、また伊達に行く夏が来るのだろう。
『天災は忘れた頃にやって来る』という言葉があるが、私の場合は『伊達は忘れない内にやって来る』のである。
岩倉果樹園のジャム
(おまけの話)
病院の定期検診の為に、例年より40日も早く伊達から帰ったので、伊達の友人達は寂しがってくれているようだ。
その一方で『これで伊達も静かになる』という話もある。
どちらも本当であろうと私は思う。
私の病院での結果を心配してメールをくれる人もいる。
聞きたいが聞けないという人もいると思い、こちらからメールで知らせた。
『PSAの数値が少し上がっているが、まあ大丈夫です』という内容である。
ハワイの和尚のカレンダー(9月)
自分のことのように喜んで電話をくれた癌友のKさん、メールで『イコロ農園の農作業は来年は止めた方がよい』と忠告をしてくれたOさん、高山からわざわざメールでお見舞いをしてくれたKさん、みんな私が元気で来年も伊達に来て欲しいと願っているようだ。
私の方から伊達の友人達に出来るお返しは少ない。
せめて伊達産品の東京でのPRと、伊達の友人達が上京した時の東京案内くらいである。
でも、私の東京観光案内は値打ちがありますよー。