■オジサンがオバサンになる時
今回の衆議院選挙では民主党が大勝した。 TVニュースは連日のように、このことばかりを放映している。
党首の鳩山由紀夫は母親がブリジストン・タイヤの創業者の家系の生まれであるから、桁違いの金持ちである。
彼は文京区音羽の家で育ったが、そこは以前は音羽御殿と呼ばれていた。
その後、その音羽御殿が一般に開放されて、名前も鳩山會舘となり、現在は誰で見学出来るようになった。
そこで、旬のものが好きな私は早速出かけてみた。
鳩山会館
地下鉄有楽町線の護国寺駅で降りる。
この近くにはあの田中角栄の自宅もあるし、椿山荘や皇族の通う学習院も近い。
鳩山會舘の前には観光バスが2台も停まっている。嫌な予感がした。入口で500円を払い、中に入る。
そこにはオバサンがこれでもか!・・・というほど居る。
鳩山一郎像
最近の私の行動はオバサンの行動と同じになって来ているようだ。オジサンも年をとると中性化して、オバサンになってしまうのかも?。
私はそのオバサン達と一緒と思われたくないので、早々に引き揚げる。
鳩山会館のステンドグラス
でも最近のオバサンはどこにでも出没するので、私が暇なオバサンと違う行動をするというのは至難の業である。
(おまけの話)
私の父は私が小学生の頃には金属の運動具を製造する会社を経営していた。
運動会で使うピストルとか、ローラースケートのことである。
その製品を浅草橋の問屋に納品する時はオート三輪の運送屋を頼んでいたが、父はたまの打ち合わせの時は自家用車を自分で運転して行っていた。
その頃の小金井には自動車はまだ数台しかなかった。
鳩山会館
ある時、私も一緒に浅草橋まで連れて行ってもらったことがある。
家を出て、青梅街道から目白通りに出て、護国寺前に差し掛かった時に車が交差点でエンストをしてしまった。
その頃にはよくあったことである。
その場所は音羽御殿からすぐ近くの場所である。
鳩山会館で
車はどうにも動かずに、仕方なく車を置いて浅草橋まで行った。
どうやって行ったのか、その後、その車がどうなったのかは覚えていない。
でも、当時の車はすぐにエンストするので、駐車する時もエンジンは切らなかったのだけはよく覚えている。
そんな子供の頃の思い出を、護国寺駅で降りて思い出した。