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[2009.10.15]
■ロスから文七にやって来た友
東京に戻りしばらく経った。 
明日は大型台風が来るとテレビニュースが報道している。 
そこで女房に頼まれて、食料品の買い溜めの為にスーパーの買い出しについて行った。 
 
買い物を終り駐車場から車を出したら、携帯電話が鳴った。液晶画面を見たら、登録されていない番号だった。 
間違い電話かもしれないと思いながら、出てみる。 
『俺が誰だか分かる』といきなり言われた。 
 
ハワイの和尚のカレンダー(10月) 


声は聞いたことがある。 
『伊藤君か?』と聞いたら、『違うよ。Oだよ』と言った。 
『いま橋本の第2の故郷に来ている。』と続けた。 
O君はアメリカ在住の男なので、すぐには意味が分からなかった。 
 
寿司屋『文七』 
 
O君の話では両親の墓参りに家族で日本に来て、その後、なにか美味しいものを食べようということになり、東京から洞爺湖温泉に来たと言う。 
そこで私を思い出し、ブログによく登場する伊達の寿司屋『文七』を紹介して欲しいということだった。 
 
マツカワの薄造り 
 
すぐに私は文七に連絡し、『アメリカからわざわざ家族で文七に来た。マツカワの薄造りを出してくれ。』と頼んだ。 
 
かなり前には私のブログをイタリアで読んで、わざわざ日本に来た時に文七に行った夫婦もいた。 
文七もいよいよ国際的な寿司の名店になったようだ。 
 
おまかせ 
 
(おまけの話) 
家で夕食を食べ終った頃に伊達から電話が入った。 
出てみると伊達で親しくしている友人達であった。 
入れ換わり立ち替わり、次々と電話を替わる。 
その日はイコロ農園の稲刈りが終り、直会(なおらい)で文七に集まったそうだ。 
 
そこへ文七の女将から、私の友人のO君とその家族を紹介されたのでビックリしたようだ。 
なにしろ、O君の奥さんは若い白人女性なのだから・・・。 
O君も私の伊達での認知度にビックリしたようだ。 
 
文七店内 
 
北海道の海産物がいくら美味しいといっても、知らない土地の寿司屋に入って家族で寂しく寿司をつまむより、多少はうるさいだろうが、私という共通の友人がいる方が同じ寿司でも美味しいと感じてくれただろう。 
きっと彼らは私の悪口で盛り上がっただろうと思う。 
 
その翌日にはO君は家族でイコロ農園までやって来たというから驚きだ。 
彼はすっかり伊達が気に入ってしまったようだ。 
また、心の伊達市民の候補者が出て来たなー。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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