■バンコクから届いたマンゴー
インドにトラの撮影に行く為に、今回の旅の案内人であるバンコク在住の友人であるO君と色々とメールで打ち合わせをしている。 宿泊先、費用、現地でのガイド、象の手配、持ち込む日本食と薬など、次々と質問が出て来る。
でも本題はカメラの種類、レンズの種類、メモリーの容量、バッテリーなどである。
カメラ用枕とその袋
そして、『三脚は不要だが、カメラを固定する為の小さな枕のような物があった方が良い』という提案があった。
そこで女房に頼んでそれを作ってもらったので、O君の分も一緒に作ってもらった。
そしてそれをO君へのお土産にしようと考えた。
枕にセットしたカメラ
出来あがったカメラ用枕を写真に撮ってO君に送った。
そうしたら、思いも掛けず『枕のお礼にタイ産のマンゴーを送る』と連絡が来た。
そしてバンコクから送られて来たのが、こんな沢山のマンゴーだ。こんな大量のマンゴーを果物屋以外で今までに見たことは無い。それがいま、我が家にある。
バンコクから来たマンゴー
私も女房もマンゴーは大好物である。
でも、食べ過ぎて腹を壊さないようにしよう。
もうインドへ出発する日も近いのだから・・・・。
なんと『エビで鯛を釣る』じゃないが、枕で私の大好物のマンゴーを釣ってしまった。
(おまけの話)
私にはマンゴーに色々と思い出がある。
マンゴーというものを初めて食べたのは、社会人になってからだと記憶している。
その時は誰かからの贈り物だったのだと思う。
でも、今となっては食べた記憶は薄く、本当に食べたかどうかもハッキリしない。
チェンマイで象に乗る
その後、35歳くらいの時にシンガポールに行った時に、現地で完熟したマンゴーをご馳走になり感激した。
日本で食べるマンゴーとはまるで違った。
その次はタイ北部のチェンマイの貧しい村に植林の下調べに行った時に、その村の村長の家でご馳走になった。
それは青い硬いマンゴーで美味しくなかった。
10年くらい前にマレーシア行った時に、クアラルンプールからハイヤーを頼んで5時間掛けてキャメロン・ハイランドへ向かった。
キャメロンハイランドの茶畑
途中の山中で、車の中までマンゴーの匂いが充満して来た。その道端で売っていたマンゴーを買って食べたが、美味しかった。
昨年は伊達に居る時に、鹿児島の人が大きなマンゴーを4個も送ってくれた。それは宮崎マンゴーで、美味しかったなー。
・・・というわけで、マンゴーというものは私にとっては『頂いたら食べる』という刷り込みがあるので、今でも自分では買えない。
頂けば、食べたい果物である。