■ダイアモンド・アユタヤを撮る(2月1日)
ロサンゼルスから飛び入り参加したO・M君の女房は白人女性である。
彼女はスチュワーデス(最近はフライド・アテンダントと言うらしい)ので、世界のどこへでもタダで行ける。
その亭主もまたタダである。
だからかどうか判らないが、我々の旅に飛び入りしたのである。
彼の女房は同じくスチュワーデスの友人2人を連れて来ていた。
そんな彼女達とアユタヤ遺跡に一緒に行くことになった。
英語と外人に弱いY君は多少であるが、気が重いようだ。
バンパイン宮殿
車2台でアユタヤ遺跡に向う。
途中でバンパイン宮殿というのを見学する。
これもお決まりの観光コースである。
昼食後にいよいよアユタヤ遺跡である。
ここは世界遺産となっているようだ。
私は良い写真を撮りたくて、皆と離れて1人で歩き廻る。
アユタヤ遺跡
遺跡の中でスチュワーデスの1人と出会ったので、写真を撮ってあげた。そして少し話をした。
いかにもアメリカ人女性という容姿の女性で、美人である。
彼女はデンバーから来たと言う。
撮った写真はメールで送ってあげることにして、アドレスを聞いた。
ただ、それだけのことである。
アメリカ人スッチー(見猿、言わ猿、聞か猿)
私達はアユタヤの夕陽を撮る為に残るので、彼女達は先に帰って行った。
私の狙いは、ダイアモンド富士に倣って『ダイアモンド・アユタヤ』である。
(おまけの話)
夕食はホテルで鉄板焼きを食べた。
その後に皆でタニヤ通りの両替屋に出掛けた。
アユタヤ遺跡
酒屋の看板の掛った店で、両替もやっている。
O君の話では、ここが一番交換比率が良いということである。
エレベーターで3階に上がる・・・・筈であった。
『4人乗り』と書いてあるのを、無理して5人で乗った。
ボタンを押したら、エレベーターは唸りを上げて登って行く。・・・と思ったら、唸っているだけのようであった。
重量オーバーなのか登って行かないように感じる。
狭いエレベーターの中に閉じ込められたのである。
ダイアモンド・アユタヤ?
私は狭い場所には極端に弱い。
閉所恐怖症というのだろうか・・・・。
誰かが、『このボタンを押してみようか?』と言ったが、無暗に押して落下でもしたら堪らない。
それに、どの階に居るのかも判らない。
O君が無理やりにドアをこじ開けた。
そうしたら、エレベーターは1階から50センチくらいのところで停まっていた。やっとの思いで抜け出した時は、生きていて良かったという実感を味わったのであった。
『いつ死んでも良い』と言っている私だが、こんな所では死にたくないのである。