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[2010.03.17]
■インドからタイへ(2月16日)
 
いよいよインドともお別れで、タイへ向かう。 
ニューデリーを出て、しばらくすると左手にヒマラヤ山脈が現れる。 
 
山脈の切れる少し手前の高い山がエベレストだと、元アルピニストのO君が教えてくれた。 
遠くに8000メートル級の山々が白い雪をかぶって連なっている。 
 
 
今回の旅は昨年12月に偶然のO君との再会から実現したもので、旅の時間を通して今まで知らなかったO君の人生を垣間見た。 
新宿の夜の街で激しく生きて来た男の迫力と、トラにかける彼の情熱を強く感じた。 
 



今回の旅は彼の人脈でテレビ番組になる可能性を秘めているので、バンコックではプロのビデオカメラマンが同行した。 
インドではO君がハイビジョン・ビデオカメラで我々やトラを撮影した。 
 
 
もし放映が叶わないとしても、我々には貴重な映像となる。 
人生のラスト・ジャーニーに相応しい、充実した楽しい旅であった。 
 
旅の準備から現地のお世話まで、O君に大いに感謝したい。O君とは動物カメラマンの大谷計介君である。 
 
 
バンコックに着き、我々は明日の帰国便が早朝なので、そこで大谷君と別れ、空港内のノボテル・ホテルに宿をとった。 
いよいよ明日で私達の旅も終る。 
 
(おまけの話) 
インドへ行くに付いては飛行機に乗る。 
その時に私が前立腺癌の手術の際に埋め込んだヨウ素125が、空港の金属探知機に反応するのではないかとの医師からの指摘で、私は英文の証明書を持参した。 
 
それがどうなったか?・・・と、みんなも気になっていたと思う。 
そこで、その結果報告である。 
 
 
1、成田空港で鳴らず。 
2、バンコック入国で鳴ったが、靴を脱いだら鳴らなかった。 
3、バンコック空港出国では鳴らず。 
4、インド入国で鳴ったが、ズボンのベルト外したら鳴らなかった。 
5、インド出国では、最初からベルトを外されて、鳴らず。 
6、バンコック入国では鳴らず。 
7、バンコック出国ではベルトを外して鳴らず。 
 
・・・というわけで、大枚を払って書いてもらった英文証明書はなんの役にも立たなかったのである。ガッカリ! 
 
(写真はインドの子供達) 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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