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[2010.06.16]
■ぶらり全駅下車の旅 (荻窪~阿佐ヶ谷)
荻窪駅の南口を出て、目の前の青梅街道を右に行く。 
すぐにラーメンの春木屋がある。 
相変わらず、ラーメンを食べるのを待つ人の行列が出来ている。 
 
そのまま進むと、中央線と青梅街道が立体交差で交わる。その先は両側がマンションで、面白みに欠けるので、少し先の小道を左に入る。 
 
青梅街道 


そこには文化女子大学付属中学・高等学校があった。 
ここは新宿に大学があり、卒業生にはファッション界で活躍している人が多い。 
 
JRの高架橋の手前の細い道を右に曲がる。 
ここは西荻窪と荻窪の間の高級住宅街とは大違いで、小さな個人住宅や古びたアパートが続いている。 
道路も狭いし、曲がりくねっていて見通しが利かない。 
 
ひったくり多発路線 
 
空き巣やひったくりが逃げるには絶好の路地である。 
そう思っていたら、やはりそれらしき看板があった。 
『ひったくり多発路線』とは、初めて聞く言葉だ。 
 
線路のすぐ脇に建てられた住宅の3階部分の高さをJRの電車が通り過ぎて行く。 
住んでいる人は「電車の音がうるさいだろうな~」と同情するが、意外と慣れると気にならないのかもしれない。 
 
3階を走るJR中央線 
 
静かな場所に引っ越すと、そういう人は落ち着かないということを、どこかで聞いた覚えがある。 
 
そんな見慣れぬ住宅街を歩いて行くと、急に高架下が商店街のなった場所に出て、その先が阿佐ヶ谷駅だった。 
 
(おまけの話) 
荻窪はラーメンで全国的に有名である。 
駅の周りには数多くのラーメン屋が競うように店を出している。 
 
私が仏像教室に行く時には荻窪駅で地下鉄に乗り換える。だから、時々、荻窪でラーメンを食べる。 
荻窪でラーメンのチャンピオンは春木屋であろう。 
ここは昼時はいつも歩道に行列が出来ている。 
 
ラーメンの春木屋 
 
経営は違うが、同じ春木屋という店名のラーメン屋が、駅から少し離れた五日市街道沿いにある。 
この店は私のオヤジが贔屓にしていて、私が子供の頃に連れて行かれた。・・・と言っても、1年に1度だけである。 
 
それは暮も押し迫った大晦日と決まっていた。 
何故だか、私のオヤジの年越しソバは春木屋の中華そばだった。 
 
その理由を、オヤジが亡くなる前に聞いておけば良かったと思っている。 
 
廃業した春木屋 
 
今回の旅で、その春木屋の前を通ったら、既に店は廃業になっていて、看板だけが残っていた。きっと店は閉めたが、ビルだけは所有しているのだろうと思う。 
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▼コメント(1)
名前:小作人T  2010.06.16 07:06:17
40年前荻窪に棲んでいたので懐かしい  
おでんのお亀はまだあるのかな、井伏鱒二がいつも飲んでいた小上がりが。東京駅までの電車賃は総額でいくらになるか心配です、ブログを出すのも大変ですね。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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