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[2010.06.17]
■水琴窟のある私の町
私の住む小金井市は、その名前の由来は水に関係している。「小金」は「小金持ち」の意味ではない。 
「黄金」なのである。 
 
そして「井」は字の通り「井戸」、または「泉」を意味する。 
だから小金井という名前は、「黄金の泉の湧く場所」という意味である。 
 
今でも市内の何ヶ所からも湧水が出ている。 
そこで昔は都内のお金持ちが、環境の良い小金井に別荘を持ったということである。 
 
私の育った家も、元は黒埼子爵という人の別荘だった。・・・らしい。 
 
滄浪泉園 


そんな昔の別荘の1つで、今は公園となって公開されている名園が「都立・滄浪泉園」である。 
家から歩くと15分くらいの、南西の方向にその公園はある。 
 
この別荘は大正初期に波多野承五郎というお大尽が別荘として建てたもので、その後、昭和になって三井鉱山の社長の川島三郎の所有となった。 
 
池に行く石段 
 
そして、「話せばわかる」で有名な元首相の犬養毅によって「滄浪泉園」と命名された。 
 
その意味は、「手や足を洗い、口をすすぎ、俗塵に汚れた心を洗い清める、清々と豊かな水の湧き出る泉のある庭」だそうだ。 
 
入園料の100円のところを、シニアなので50円を払って中に入る。 
ここは「はけ」を利用した場所にあり、公園の中ほどから南は崖となっている。この崖をこの辺りでは「はけ」と言う。 
「水はけが良い」というはけである。 
 
はけ 
 
かなりの名園であるが、その中でもとびきりのものに「水琴窟」がある。 
 
地中から湧き出た水が奥の洞窟の中で落ちる音が、なんとも風流なことに琴の音となって外に出て来る。 
これを聞く為だけでも500円の値打ちがある。 
 
水琴崫 
 
(おまけの話) 
私は小金井生まれではない。 
生まれは東京都世田谷区雪ヶ谷というところである。 
幼稚園は小金井の教会幼稚園に行ったので、生まれて間もなく小金井に引っ越して来たものと思う。 
 
それから家の建て替えの一時期に三鷹に住んだことがあるが、それを除いて、ズーと小金井に住んでいる。 
だから小金井っ子である。 
 
しかし、日本の高度成長期に都内に通うサラリーマン達が小金井に家を建てて住むようになって人口が増え続け、今では11万人以上にもなると、知っている人の方が少なくなってしまった。 
 
池の鯉 
 
更に中学からは他の町の私立の学校に行くようになって、ますます地元との縁が薄くなった。 
今では、北海道伊達市の方が、知り合いが多くなってしまった。 
 
だからこの先、ボケる前にFさんに頼んで「プライムそうべつ」に入れてもらえるように予約をしておこうかなー。 
あそこには体験入所もしたし、露天風呂のいいのもあるしなー。 
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▼コメント(2)
名前:心の伊達市民第一号  2019.03.07 06:44:42
承知しました。早速、リンク先を変更しました。元小金井市民としてはとても好きな場所でした。 
名前:牧田のホームページ(管理人)  2019.03.06 21:43:42
心の伊達市民 第一号様  
 
初めまして。  
「牧田のホームページ」を運営しているものです。  
 
心の伊達市民 第一号様に、こちらの記事で当サイトを紹介してくれていることに気付き、  
とても嬉しく思いました。誠にありがとうございます。  
https://blog.mushanavi.com/jiyujin/?S=9597  
 
都立・滄浪泉園  
※リンク先:http://www.geocities.jp/mitaka_makita/nogawa/sorosenen.html  
 
という部分です。  
 
ただ、2019/3/31をもって、Yahoo!ジオシティーズが終了してしまうため、  
こちらはリンク切れとなってしまいます。  
※現在は引っ越し先ページに飛ぶようにしておりますが、2019/4/1以降はそれも無効となります。  
 
そこで、大変お手数ではございますが、  
上記のリンク先を、引っ越し先のページである、  
http://mitaka-makita.com/nogawa/sorosenen.html  
にご変更いただけないでしょうか。  
 
大変なお手数をお掛けいたしますが、何卒宜しくお願い申し上げます。  
 
当サイトへのリンクを貼っていただけましたことを、  
重ねて御礼申し上げます。  
 
 
牧田のホームページ  
http://mitaka-makita.com/ 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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