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[2010.06.30]
■ぶらり全駅下車の旅(高円寺~中野)
高円寺駅北口を出て、線路沿いに右に歩いて行く。 
ここにある紳士服店は日本で初めて24時間営業を始めたそうで、深夜でも祝儀・不祝儀の為の黒服やワイシャツが売れるというから、世の中は色々な人がいると分かる。 
 
24時間営業 
 
その先には喫茶店のチェーン化の草分けである「ルノアール」の本社がある。以前は東京で喫茶店と言えばルノアールであったが、今ではドトールとかスターバックスに追い越されてしまっているようだ。 
 
ルノアール本社 


しばらく進むと環状7号線にぶつかる。左に行くと池袋、右に行くと大森方面である。私はそこを突っ切ってなお進む。 
 
環状7号線 
 
その右手奥にはかなり前のことだが、ジンギス荘というジンギスカン料理を食べさせる店があった。 
なにか特別なことがあると、父親が連れて行ってくれた。 
 
店は高級な作りで、モンゴルの草原を騎馬で走り回っていた頃の遊牧民のパオというテント式住居の個室があった。 
そのパオで食べるジンギスカン料理はかなり高かった覚えがある。 
 
それが北海道に行くようになって知ったのだが、ジンギスカン料理というのはお安い、手頃な料理だったのだ。 
今はそのジンギス荘もなくなってしまった。 
 
感傷に浸りながら、更に先に進む。 
両側には小さな個人商店とマンションが続く。 
そして開けた場所に出たと思ったら、そこは中野駅前のサンプラザの前だった。 
 
中野サンプラザ 
 
(おまけの話) 
高円寺と言えば、ねじめ正一の『高円寺純情商店街』が有名である。小説がヒットする前は、全く有名ではなかった。 
 
阿佐ヶ谷、高円寺という駅は賑わいのある荻窪と中野に挟まれていて、商圏の谷間になっている。 
特別快速電車も通過してしまうし、わざわざこの駅に降りて買い物をする人は居ない。 
 
線路沿いを中野に向う 
 
ところが時には不思議なことが起きる。 
ねじめ正一の小説が売れて、テレビドラマにもなり、高円寺が全国区になると人が来るようになり、今は賑わいを取り戻している。 
 
以前は「高円寺銀座商店街」なんて、田舎に行けばよくあるような銀座を名乗っていた商店街だった。 
それを今では「高円寺純情商店街」と名前を変えている。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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