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[2010.06.29]
■イチゴ・シャーベット
私が東京にいた6月2日に壮瞥町の岩倉隆さんから電話があった。彼はパソコンがあまり得意でないらしく、連絡はいつも電話だ。 
携帯メールを送信しても、返信には電話が掛って来る。 
 
それもまたいい。 
無機質なパソコンの文字よりは、隆さんの少し四国訛りのある声を聞ける方が私は嬉しいからだ。 
 
電話での話というは、『5月31日の夜10時から放送された北海道だけのテレビ番組で、うちが出たんだー。』と言う。 
 
岩倉果樹園 


詳しく聞いたら、彼の経営する 岩倉果樹園で製造販売をしているイチゴ・シャーベットがテレビで取り上げられたのだそうだ。 
 
イチゴ・シャーベット 
 
隆さんは、『5時間も撮影したのに、出たのはたったの2分だったよ。俺も撮影されたのに、出たのはかーちゃんだけだった』と残念そうだった。 
 
私は、『そんなむさ苦しいオヤジは出なくて良かったんじゃないか?』と言ったのだが、どうも納得はしていないようだ。 
 
ところで、このイチゴ・シャーベットだが、お世辞抜きに美味しい。畑から採って来た新鮮なイチゴを、そのままシャーベットにしたものだから、美味しくないわけがない。 
 
けんたろう 
 
いつも、9月初めには売り切れてしまう。 
私が、『もっと沢山作ればいいのに・・・』と言うと、隆さんは、『全部手作りでやっているから、これ以上は作れないんだよ』と言う。 
 
そうは言うが、隆さんがシャーベットを作るのを私は見たことが無い。全て隆さんの奥さんが、朝の4時から起きて作っているのである。 
 
 
(おまけの話) 
9ヵ月ぶりに壮瞥町に行った。 
岩倉観光果樹園の隆さんに会う為である。 
 
久し振りに行ったら、景色が違っていた。 
町を抜けて道の駅を横目で見ながら進み、陸橋を渡ると左側が目指す岩倉果樹園のはずであった。 
ところが、陸橋が無くなっている。 
あわや通り過ぎてしまうところだった。 
 
隆さんに聞いたら、この陸橋は廃線となった胆振線の線路をまたぐ橋だったそうだ。 
それが鉄道が無くなっても、橋だけが残っていたのだそうだ。 
 
 
でも、私が東京に戻っている間に、公共事業でK社長の会社が橋を撤去して道路を平らに直してしまっていた。 
 
胆振線が通っていた頃の伊達駅前は大変な盛り場だったようで、今の寂れた雰囲気からは想像も出来ない。 
胆振線が廃線となり、壮瞥駅も無くなったのに、昨年まではバス停に「壮瞥駅前」という地名があるのが可笑しい。 
・・・と思っていたら、今年から「壮瞥役場前」に変更になっていた。少しガッカリした。 
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▼コメント(3)
名前:tiffany discount  2010.07.14 11:08:07
おいしい 
名前:pandora necklace  2010.07.14 11:06:58
ああ、良い味 
名前:pandora bracelets  2010.07.13 17:08:49
これらのイチゴは本当にきれいおります。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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