■今年のイコロ農園
伊達に到着した翌日にイコロ農園に水を汲みに行った。 ここの水は湧水を組合で管理して飲料水としているので、凄く美味しくて、私は気に入っている。
いつもコテージで飲んだり、炊事に使う水は私がイコロ農園まで汲みに行っている。
ハウスの隣の畑では、引退したKさんが農作業をしている。
ハウスに入ると、TさんとK会長がいた。
K会長は体調が悪いと言いながら、やらなくてもいいのに作業をしている。
ズッキーニ
私はオーナー気分で農園を見て廻る。
例年よりも農園が綺麗なように感じる。
作物が整然と植えられている。
田圃の水も十分に張られている。
オーナーのTさんが近寄って来て、教えてくれた。
『今年は田圃の水源池の改良工事をしたので、水が十分ある。農園の美化はK会長が主になってやってくれているから綺麗なんだ』。
田んぼ(ななつぼし)
私がブログで、『今年の私はあまり農業はやらない』と書いたのを知っているTさんは、『今年は橋本さんの担当として、スイカだけをお願いします』と言った。
水源池
それは、「人工授粉」と、「弦の選別」である。
この作業だけなら、なんとかなる。
でも、その作業をしても、帰るまでに果たしてスイカを食べることも出来るだろうか?。それが心配だ。
どうやら田圃の担当は、近所の失業中のMさんとなったようだ。Mさんはひえ取りより、就職活動を優先すべきじゃないかなー。
イコロ農園から有珠山を見る
(おまけの話)
伊達に到着した日は雨だった。
Tさんから電話があり、『野菜を用意したので、コテージに入る前にイコロ農園に寄ってくれ』と連絡があった。
イコロ農園に行くと、壮瞥町のIさんもいて、イチゴを持参して出迎えてくれた。みんな忙しいのに、申し訳なく思う。
コープで買い物をしてから、コーヒー豆店の「ぶどうの木」に寄る。そこには変らぬオーナー夫婦がいた。
私はいつものトラジャを買う。
K会長の雑草刈り
夕食は市内の寿司屋の「文七」に行った。
そこにはK会長夫妻、Tさん夫妻、Iさん夫妻、農家のSさん、後から参加のK組のK社長、不動産業のK社長が来た。
カウンターでは陽気なKさんが一杯飲んでいる。
遅れて奥さんで歌の上手なF子さんもやって来た。
隣の座敷からクリーニング業のSさんが顔を出した。
伊達に着いてわずか3時間ほどで、15人くらいの旧知の人達と出会った。
伊達市が進める「コンパクト・シティ」というものは、こういうことなのであろう。