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[2010.06.18]
■ランボルギーニは1600万円
都内に住む娘が、『父の日なので、豪華夕食をご馳走するから出て来ない?』と連絡をくれた。 
最近は年のせいで、あまり豪華な食事は食べなくなったが、せっかくの申し出なので女房と出掛けた。 
 
予約時間は午後6時なので、私は1人だけで娘の住むマンションから散歩に出掛ける。 
先ずは広尾交差点までに行ってみる。 
 
広尾商店街の風呂屋 


そこを右折すると広尾商店街がある。 
入ってすぐ右手に、時代に取り残されたような風呂屋あった。左右の商店は洒落た店が多く、外国人も大勢歩いている。 
 
突き当りにあるお寺まで行って、また戻る。 
外苑西通りを渡ると、その辺りは高級住宅街で各国大使館や有栖川公園がある。 
公園の池ではオヤジ達が短い竿で、口ぼそを釣っている。 
 
有栖川公園の池 
 
向いの外国人で溢れているオープンカフェの横の道に入る。この辺りからお屋敷町となり、静かな路地が続く。 
途中から外苑西通りに出たら、スーパーカーを売っている店の横に出た。ランボルギー二という車が1600万円だと初めて知った。 
 
ランボルギーニ 
 
午後6時に西麻布のイタリアン・レストラン「アルポルテ」に行く。この辺りは昔は笄町(こうがいちょう)と言っていた場所で、私のオフクロが生まれ育った場所である。 
 
オーナーシェフの片岡さんを女房と娘はよく知っているようだ。 
北海道の食材の話から始まり伊達の話が出たら、片岡シェフが野田画伯を良く知っていたのでお互いに驚いた。 
世間って、意外に狭いのかもしれない。 
 
レストラン「アルポルテ」で 
 
(おまけの話) 
ある時、仏像教室のE先生と世間話をしていたら、先生の生まれが広尾だと知って驚いた。 
今でも戸籍は広尾のままだという。 
 
なぜ、そんな話になったかというと、7月に仏像教室の先生が生徒達を引き連れて、先生が彫った仏像を奉納した3ヶ所のお寺巡りをする計画があり、その中の1つが広尾商店街の突き当りの臨済宗の祥雲寺だったからだ。 
 
広尾の裏通りの英語の看板 
 
私は7月は伊達市に行っていて参加出来ないので、その日に散歩のついでに寄ってみた。 
生憎、その日は葬儀が行われていて、中には入れなかった。 
 
E先生は今は埼玉県に住んでいるが、元は都会っ子だったんだ。「人は見掛けによらない」と言うが、この場合、E先生はそれに当て嵌まるのかどうか、私からは言えない。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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