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[2010.07.13]
■火傷をするレタス
伊達の農家のオヤジのSさんが「むしゃなび」にブログを書いている。「ヴェジファーム・スガワラ菜っぱ屋の農事だより」である。 
 
彼の書くブログは農業に関することで、私も東京では1坪農家なので楽しみに読んでいる。 
 
レタス畑 
 
ある日のことである。 
急に暑くなってレタスが出来過ぎてしまい、豊作貧乏となっているSさんの畑を見に行った。 


農業機械の倉庫で10時の休憩をしていた奥さんに呼ばれて、私は一緒にお茶をしていた。 
そこへトラクターを運転して、Sさんが戻って来た。 
 
トラクターで戻って来たSさん 
 
Sさんはレタスが本職で、いまの時期は取り入れに忙しい。私が伊達に来る前は、ここは寒い上に雨ばかり降っていたそうだ。 
ところが、晴れ男の私が本州から夏の晴天を引き連れて来てしまったから、大変なことが起きている。 
 
濡れたレタスに季節外れの30度を越える直射日光が照り付けると、レタスも生きものなので火傷をしてしまう。 
そして、表面の皮が茶色の変色してしまい、売り物にならなくなる。 
 
火傷したレタス 
 
種から精魂込めて育てたレタスが売れないとなると、それは悲しい。 
「自分は何も悪くないのにー」と、天を恨みたくなるだろう。 
全ては太陽を連れて来た私が悪いのである。 
 
暑くても駄目、寒くても駄目、なんだかんだと駄目。 
これじゃ農家は浮かばれない。もっと伊達市民はレタスを食べよう!・・・と、言いながら、お土産にレタスをもらってしまった。Sさん、ご免。 
 
 
(おまけの話) 
伊達警察から少し長和に寄った所に、伊達野菜の直売所がある。ここはお伊っ達キムチの製造工場を兼ねている。 
 
私はこのキムチはニンニクが強過ぎてあまり好みではないが、キムチの本家である韓国人の指導で作られているので、好きな人が多いらしく、かなりのヒット商品となっている。 
 
私の若い頃は韓国料理というのは、日本人はあまり食べなかったように覚えている。 
だから、私は大学生になってから、初めて焼き肉とキムチを食べた。 
 
峠のやおや 
 
家でキムチを食べる習慣もなかったし、そもそもオヤジが嫌った。それが、今では焼き肉は日本料理となってしまい、普通の家庭の食卓にキムチが乗るようになってしまったように思う。 
 
テレビを見れば、韓流スターが幅を利かしているし、ゴルフ・トーナメントの優勝者は韓国人プレイヤーが並ぶ。 
 
もう何年かすると、日本は韓国に吸収されてしまいそうだ。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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