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[2010.07.12]
■フィッシュオン
前日の夜に8時半から寝てしまったので、早くから目が覚めていたが、やることが無いのでそのまま寝ていた。 
すると携帯電話にメールが入った音がした。 
 
こんな早い時間だから、間違いだろうと思ったが、一応チェックをしてみた。 
画面を見ると伊達の建築家のSさんからだった。 
彼も早くから目が覚めてしまい、「それなら海に出よう」と思い、早起きの私を誘ってくれたのだった。 
 
伊達マリーナでSさん 


すぐに支度をして伊達マリーナに向う。 
途中で電話があり、『雨が降って来たので、止めますか?』と言う。 
もう山を降りてしまったし、釣りをする気持ちになってしまっているので、『雨でも決行』と返事をした。 
 
マリーナから船を出して、Sさんの秘密のポイントに向う。 
雨が強くなって来た。ガスがかかり岸辺は霞んでいる。 
時折、遠くを行く漁船以外に誰も海に出ていない。 
カモメだけが我々の後を付いて来る。 
 
防波堤を出る漁船 
 
ポイントで竿を入れると、私の竿にすぐに反応があった。 
注意しながら引き揚げると、小型の宗八カレイだった。 
その後、Sさんに立て続けにカレイが掛かる。 
 
フィッシュオン 
 
2時間ほどの釣りで、私は3匹、Sさんは6匹の釣果であった。その他にも外道が釣れたが、それはカモメにプレゼントした。 
 
昔から「早起きは三文の得」と言うが、私の場合は「早起きは3匹の得」であった。 
 
カモメにプレゼント 
 
(おまけの話) 
釣りの最中に携帯電話が鳴った。 
ここでは海の上でも携帯電話が入る。 
 
掛けて来たのは壮瞥町の岩倉果樹園の奥さんだった。 
『橋本さんのブログでイチゴシャーベットを取り上げてくれたので、千客万来です。橋本さんの仏像彫刻の先生からも注文を頂きました』と、嬉しそうだった。 
それにしても、あのイチゴシャーベットは美味しい。 
 
宋八カレイの一夜干し 
 
港に戻り、釣れた宗八カレイ9匹を全てもらって帰る。 
コテージでは早速、女房が一夜干しの為にカレイを捌く。 
そして外に干そうと思ったら、それをカラスが狙っている。 
 
盗られちゃ困るので、仕方なく窓の内側に干した。 
それ以来、干物が出来るまで、コテージの中が臭くて参った。 
 
朝食のコーヒーにカレイの匂いが混じると、殆どこれはゴミ置き場の匂いとなる。 
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▼コメント(1)
名前:enomo  2010.07.12 23:53:27
あのイチゴシャ−ベットはとてもおいしく絶品でした。甘すぎず新鮮で言うことありません。毎日一つづつ楽しんでいます。 

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プロフィール
心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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