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[2010.07.09]
■町を歩けばカニに当たる
女房の友人の女流画家のIさんが友人と2人で伊達にやって来ていることは既に書いた。彼女達はイコロ農園に2泊3日という短い滞在なので、かなり忙しい。 
 
行きたい場所も色々とあるし、食べたい物も沢山ある。 
また、自宅にはお土産も買わなければならない。 
そこで伊達に着いた当日に、先ずお土産の下調べとなった。 
 
お土産のホタテ加工品(黎明館) 


『今が毛ガニシーズンですよ』と言ったら、お土産に毛ガニを買うことになった。 
そこで帰る前日に東京に送る為に、農協のくみあいマーケットに値段を調べに行ってみた。大振りの毛ガニが1200円くらいと分かり、焦ってその場で予約をしてしまった。 
 
彼女達は、その他の鮮魚も安いので驚く。 
大きな宗八カレイが3匹で388円であった。 
私がSさんと一緒に行って釣った一番大きなカレイと同じくらいの大きさである。 
あれが130円もしないとは、少しがっかりだ。 
 
魚屋の宋八カレイ 
 
次に肉コーナーでラムチョップの値段を確認していたら、後ろから女性に声を掛けられた。 
振り向いたら、いつも明るく元気なK夫人で、『橋本さん。丁度良い所で会った。毛ガニは要らない?』と言う。 
 
『欲しいでーす』と言うと、車から発泡スチロールの箱に入った毛ガニを取り出した。8パイもくれるというところを、遠慮して4ハイだけありがたく頂く。 
 
K夫人から頂いた毛ガニ 
 
あと数分、早く会えれば、毛ガニの予約をしなくても良かったのにと思うと残念であった。・・・と、かなり自分勝手である。 
この時期は伊達では「町を歩けばカニに当たる」のである。 
 
(おまけの話) 
I画伯達の朝食は、我々がコテージから朝食セットを持参して、イコロ農園に出向いて一緒に食べる。 
 
スケッチするI画伯(有珠漁港で) 
 
食事の後は私のガイドによる観光である。 
先ずは有珠漁港へ行って、朝の魚のセリを見る。 
その次は岩倉観光農園に行き、評判のイチゴシャーベットをご馳走になる。 
 
その後は昭和新山の見物である。 
折角の機会なので熊牧場のI社長に来伊の挨拶に行ったら、『熊を見て行け』と言われてみんなで熊を見る。 
 
洞爺湖 
 
次に洞爺湖畔に出て、湖畔荘に挨拶に立寄る。 
キュウリをもらう。 
洞爺湖を1周して裏洞爺の渡邊豆腐店で三角揚げを15枚買う。おまけに豆腐を1丁もらう。 
 
私のガイドの観光は行く先々でタダだったり、おまけをもらったりと、普通ではない観光にI画伯は驚くばかりだった。 
 
伊達で私設観光ガイドになって8年で、こうなった。 
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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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