■我が家の柿は大豊作
我が家の庭にたった1本だけある柿の木の枝が、朝陽に当たって黄色く輝いて見える。 柿が枝にたわわに実っているのである。
結婚した時にこの場所に家を建てたのだが、その時には既に柿の木はここにあった。
最初は3本あったのだが、家の改築などで伐採されてしまい、今では1本しか残っていない。
我が家の柿の木
春になると、2階の寝室から新緑の芽が吹くのが見える。
そして、暫くすると花が咲いて小さな実を付ける。
その頃になると、ヘタ虫というのが現れるらしく、かなりの数の実がヘタから外れて地面に落ちてしまう。
葉も病気にやられて縮んだように巻いてしまい、見た目も悪くなる。
その内に葉に斑点が出来て来る。
その頃になると、消毒もしないし、手入れもしないので柿のことは忘れてしまう。
たわわに実った柿
秋になると、忘れていた柿の枝に黄色い実が付いている。
いつもは50個くらいしか生らないのに、今年は200個くらいはありそうだ。
そして思い出した。
昨年の2月に壮瞥町のリンゴ農家のIさんに、柿の枝の剪定方法を習って、その通りにやった結果が出たのである。
大と小の柿
早速、収穫して食べてみた。
凄く甘いし、例年より大きい。
これなら売りものになりそうだ。
女房は出掛ける度に友人達にお土産にしている。
遠くは名古屋のYさんにまで送っている。
スーパーで確認したら、我が家の柿の売値は1個150円はしそうだ。200個として計算すると、3万円かー。
無農薬・エコ農園というと聞こえはいいが、ただ放置していたら実が生っただけの話である。
野鳥にもお裾分け
(おまけの話)
柿のことを書いていたら、噴火湾のホタテ貝のことが心配になった。
その理由は、先日のニュースで有明海の牡蠣が壊滅的な打撃を受けていると知ったからだ。
この夏の猛暑のせいで、水温が上昇して死滅してしまったらしい。
一方、そのニュースで北海道の噴火湾では外来生物のホヤの大発生により、ホタテ貝の生育が阻害されてしまい、水揚げ量が少なくなっているそうだ。
我が家の柚子も豊作
伊達の友人達が真面目に作っている米も葉物野菜も猛暑で駄目、海ではYさんの漁業組合のホタテが駄目、鮭の遡上も少ないと聞けば私も落ち着いてはいられない。
今年は越前くらげが来ないと喜んでいたら、ホヤが来てしまった。
救いは壮瞥町のIさんの果樹園では、サクランボから始まり、リンゴまで今年は良かったという話を聞いた時である。