■またバスに乗り遅れる
1月12日にY君と、今年最初の秩父巡礼の旅に行く約束をしていた。ところがY君は正月に弟の家に行って、そこで寝込んでしまった。風邪をひいたのである。 そこで巡礼の日を18日に延期したら、まだ駄目だった。
更に26日に延期して、その4日前に連絡してみた。
『相変わらずの咳込みが続いており、今日もこれから医者へ行って来ます。静養して完治を目指します。』ということであった。
32番札所(観音院の山門)
26日に西武秩父駅前で待ち合わせた。
先に来ていたY君に体調を聞いたら、『あれは風邪ではなく、アレルギー反応だった。古い空気清浄機を引っ張り出して使っていたら、フィルターに溜まった細菌を吸い込んでしまったようだ』と言う。
彼は昨年には、中国で買って来た安物の羽毛布団に巣食っていたダニでアレルギーになったことがある。
もういい年なんだから、安物や古い物は駄目なんだよね。
本院への長い急坂を登る
そんな話をしていたら、我々が乗るバスが行ってしまった。
まだ定刻になっていないのにと思い時刻表を見たら、前回来た時に確認した時間が知らぬ間に変更になっていた。
お陰で、また30分も待つ羽目となってしまった。
鐘撞き堂と本院
次のバスで栗尾まで行き、そこから1時間歩く。
32番札所の観音院は秩父34札所の中で、一番奥に位置し、また非常に趣がある。
急な石段をかなり登った先に鐘撞き堂がある。
鐘を撞き、本殿で参拝し、また山を降りる。
途中のお茶屋で田舎ソバを食べる。
秩父のソバもなかなか美味しい。
岩棚にある地蔵尊
(おまけの話)
寒い時は韓国料理が美味しく感じられる。
40年以上も前に、初めてソウルに行った時に、南大門市場で食べた豆腐鍋が美味しかった。
それが「スンドゥブ」という物であったのは、後で知った。
秩父の帰りに八王子に出たので、前回見掛けた韓国料理店に行く。
Y君も韓国料理は好きだそうだが、スンドゥブは知らないと言う。
観音院へ行く途中で見た膨大な数の水子地蔵
『寒い日はスンドゥブが旨い』と、なんだかコマーシャル風になってしまった。
熱々の辛ーい鍋を食べて、次回の最終回の予定を話し合う。その時は、今はニュージーランドに行っているH君も参加する予定だ。
でも、途中と最終回だけ参加して、ご利益があるか?・・・分からない。