■たわごとオヤジのお勧めイベント
「むしゃなび」に「かじやのたわごと」というブログを書いている人にKさんがいる。 あまりたわごとを書かないので、私はもう少し「たわごと」を書いて欲しいと秘かに思っている。
そのKさんからメールが来た。
『今日のブログに隅田川が出て来ましたね。
すみだガラス展会場と東京スカイツリー
会場が近いのか遠いのか分からないのですが、「すみだガラス展」が開催されます。そこに出展しているWさんは私の師匠です』・・・と、あった。
たわごとオヤジにそう言われて、行かないわけにはいかない。
東京スカイツリーが見える会場では、10数軒のガラス屋が出展している。入口に近い場所には江戸切子の店がある。
江戸切子
会場の中でひと際、お客の多いテントがあった。
そこが目指すWさんの店だった。
私が名乗ると、WさんはKさんから聞いているのか、私のことを知っているようであった。
Kさんが知らせて来たので、『WさんはKさんのサンドブラストのお師匠さんだそうですね?』と言ったら、『そんなことはないよ。』と軽くいなされてしまった。
Wさんのサンドブラスト作品
Wさんは、『ガラス製品に興味があるの?』と聞くので、私は返答に困った。
しかたなく、『えー、まー』と答えると、全てを悟ったWさんは、『このガラス展は、ガラスに興味のある人には最大のイベントなんだよ』と教えてくれた。
お客の対応に忙しいWさんに、買わない私が話し続けても悪いので、2人の証拠撮影を撮って別れる。
Wさんは『写真を撮られると、Kさんにブログに使われちゃうからなー』と言っていたが、嫌そうではなかった。
Wさんの作品(切子とは違う美しさがある)
(おまけの話)
昼になり、近くに有名な「亀戸餃子」があるのを思い出した。亀戸駅の脇道を入ったところにある本店に入る。
「飲み物は?」と聞かれたので、「水」と答える。
ここは注文は出さなくてもいい。自動的に餃子が2皿出て来る。
何気なく尻のポケットに手をやった。そしてギョッとする。
それと同時に餃子が出て来た。
江戸切子
家を出る時に、カメラ、ハンカチ、カードキー、自転車の鍵と確認し、そして最後の財布を忘れていた。
店の人に、『すみません。財布を持って来るのを忘れました。出直します。』と、やっとの思いで言って店を出たのである。まだ餃子に手を付けていないので助かった。
いよいよ私のボケも佳境に入って来たようだ。