■寿司も贔屓もバランスが大事
10月1日から焼き肉店では「ユッケ」の提供に厳しい規制が始まったそうだ。私は今までにユッケという物を食べたことがない。 生ものがあまり好きではない私にしてみれば、あれは見るからに怪しい食べ物である。
それなのに若い女性までもが、「ユッケが好き!」というから驚く。
日本人には生肉を食べる習慣は無かったはずだ。
築地市場のビルの大きな鯛
今回はユッケの話じゃなくて、同じ「生もの」の寿司の話であった。私は暑い夏は生ものは敬遠している。
やっと涼しくなったので、女房の誘いで築地市場に寿司を食べに行った。
贔屓の場内の「龍寿司」へ行く。
土曜日のせいで、店はかなり混んでいる。
久し振りなので、女将さんはいつもより愛想が良い。
大間の生本マグロの中トロ握り(龍寿司)
隣の外国人カップルは「ずけ丼」なんて、玄人みたいな物を食べている。
私は少し安めの「蘭」を頼む。
女房と娘はかなり高い「おまかせ」を頼んでいる。
さすがにプロが食べに来る店だけあって、ご飯も小ぶりでネタとのバランスが良い。
1軒おいた隣のS君の贔屓の店「岩佐寿司」も満員だ。
美しいウニ(龍寿司)
最近はどこの店も、土曜日となると満員になる。
殆どが観光客で、築地にあればどんな店でも満員になっている。
お客なんて勝手なもので、自分の贔屓の店はあまり人に知られたくないのであるが、あまり知られていないと店を畳むことにもなってしまうので、そのバランスが難しい。
寿司も贔屓もバランスが大事である。
それに、夫婦関係も・・・・。
「津波のバカ!!」 東北応援ショップ
(おまけの話)
場外市場で開催されている「東北応援SHOP」で、東北の野菜を売っているというので立寄ってみた。
同じ会場で気仙沼のテントを見付けたので、近付いてみた。
そこには私が以前にブログに書いた「ふかひれファンド」で私が出資した「石渡商店のふかひれスープ」が売られていた。
係のオジサンに『石渡商店のふかひれファンドに出資している者ですが、石渡商店の人はいますか?』と聞いてみた。
ふかひれスープ「石渡商店」
生憎、石渡商店の人は来ていなかったが、係の人は石渡商店の社長と友人だそうで、『彼はバイタリティがある。必ず立ち直る』と言っていた。
彼の話によれば、私の出資金は無駄にはならないようだ。
でも、話に夢中になり、「ふかひれスープ」を買って帰るのを忘れてしまった。申し訳ない。