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[2008.12.12]
■お礼にコーヒー、お詫びに蜂蜜
伊達市には歌が非常に上手なK.F子さんという人が居る。 
この人が美空ひばりの歌を歌うと、周りがシーンとしてしまう。 
私も女房も実は本物の美空ひばりより上手なんではないかと思っている。だから、選挙となると『うぐいす嬢』として、彼女は引っぱり凧である。 
 
私が伊達を去る時に、そのF子さんから自然木に彫った仏像を所望された。 
その話は先日の武者なびの『返事がないと、そうかと思う』の(おまけの話)に登場しているので、それを参照願いたい。 


その仏像が出来上がって伊達に送ったら、折り返し、彼女からお礼が届いた。 
伊達市内のコーヒー店『ぶどうの木』の自家焙煎のコーヒー豆『トラジャ』である。 
 
ぶどうの木のコーヒー豆 
 
なぜ私の好みを知っているのかと思い携帯メールで問い合わせたら、コーヒー店で聞いたという。 
私がぶどうの木に行ってるのを彼女は知らない筈だと思ったら、どうやら以前のブログの『ブログで稼ぐこともある』の(おまけの話)で見て知っていたらしい。 
 
その前の日に伊達から蜂蜜が届いた。 
これはXさんからのお詫びの品らしい。この話も『返事が無いと、そうかと思う』に登場している。 
 
Xさんから届いた蜂蜜 
 
あまり詳しく書くと、Xさんが誰だか分かってしまう。 
だから、今回はこの辺にする。 
この蜂蜜は壮瞥町にやって来る養蜂家が採ったもので、大花白豆の蜜である。2400グラムもある大瓶入りの天然蜂蜜で、混ぜ物は全く無いので相当に高価であると思う。 
でも、『Xさん、あの件はお詫びをしてもらうほどのことじゃないですよー』。 
 
(おまけの話) 
どういうわけか、昨年の私は講演や雑誌の原稿で引退以来、初めてお金を稼いだ。 
女房はそれを今年も期待していたようだ。 
でも、そんなうまい話は昨年だけで終ってしまった。 
季節外れの台風みたいなもので、1年だけのことだった。 
それ以来、また年金以外に収入の無い日が続いている。 
 
ところが、今年はカメラと仏像で稼いでいる。 
・・と言っても僅かなものだが、お礼に食事をご馳走になったり、今回のようにコーヒーをもらったりしている。 
 
仏像教室に行って、この話をすると、『橋本さん、どうやって自分の彫った仏像をもらってもらうの?』と聞かれる。 
私は仏像彫刻を始めて間もない頃から、仏像を彫ることを頼まれている。それが不思議でならないようだ。 
 
習い事に関して徒然草の150段に面白いことが書いてある。 
要は『習い事というのは、上手になってから他人に言おうと考えて、その通りにして上手になった人は居ない』ということが、徒然草にも出て来る。 
私はただ、それを実践しているにすぎないのだが・・・・。 
 
(ブルーに色の変わっている文字をクリックすると、 
その内容が見られます) 
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▼コメント(1)
名前:山本英次  2008.12.12 09:54:42
今朝、学生時代のカメラ仲間にメールを送った後に、このブログを開いた。  
仏師・橋本さんに対抗して、能面師・山本を目指そうと考え始めた。そして、物になったら発表します。と書いたばかりである。  
徒然草にこの様な文があったとは知らなかった。曰く、『習い事というのは、上手になってから他人に言おうと考えて、その通りにして上手になった人は居ない』  
「始めた」と発表するには勇気のいることである。(独りになった爺) 

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心の伊達市民 第一号
心の伊達市民 第一号
北海道伊達市に2003年夏より毎年季節移住に来ていた東京出身のH氏。夏の間の3ヵ月間をトーヤレイクヒルG.C.のコテージに滞在していたが、ゴルフ場の閉鎖で滞在先を失う。それ以降は行く先が無く、都心で徘徊の毎日。 
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