伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:74] [昨日:85] [ 103999 ] rss feed
[2016.05.25]
昨晩は小雨が降り、肌寒く感じた大滝。 
 
日中はあたたかく、物品庫の掃除仕事がはかどりました。昼間は晴れて、夜のうちに雨で恵みをくださる。大滝恵まれております。山菜も草も伸びる伸びる。 
 
水曜日は麗人さんと青葉さんに、久しぶりに天然酵母スコーンを納品させていただきました。 
籠がドライフルーツたちとスコーンたちで一杯です。 
 
お店の籠の写メを取らせていただくのをまたもや忘れてしまいましたが、もりもりです^^ 
今日納品したおかげで、明日からやっと少しづつ焼きためができそうです。 
 
アロニアクッキーの制作との時間配分が難しかったのですが、スコーンを一晩おいて朝一で焼き、そのあとクッキーを仕込む形にすると効率がいいのがわかりました。 
 
歌のパートナーのピアニストMiyukiさんのご厚意で、豊浦のシュタイナー学校、いずみの学校の売店にスコーンたちが並んでおります。 
皆様に気に入っていただけると嬉しいです。 
 
このスコーンたち、天然酵母で焼いております。 
 
日本で一般的にスコーンといえば、ベーキングパウダーを使ったさっくりとしたもので、バターと卵が入ったりしているイギリスのレシピのものを思い浮かべると思います。 
 
てんねんやもそうでしたが、自家菜園の野菜中心の食事になってから体が軽いものを好むようになり、白砂糖抜き、卵抜き、バター抜き、ベーキングパウダー抜き…と段階を追って今のヴィーガン使用の天然酵母スコーンが出来上がりました。 
ただいま12種類。よりどりみどりです。 
 
天然酵母のスコーンはぱんと同じようにじっくりと寝かせます。材料を混ぜた状態がこちらです。 
上から時計回りに、レーズン、シナモンアニス、柚子。 
バターなしですが、ぽろぽろとしたいかにもスコーンらしい状態です。 
 
 
先ほどのぽろぽろを丁寧に手で押して、均一にならしたものがこちら。 
この状態で発酵させます。 
 
 
発酵が終わって型から出したところ。きれいに抜けました。 
左側の茶色いのがココア、右側の黒いのがミッドナイトブラック。 
 
 
16PCに切り分けて。均等に、崩れないように… 
この切り口が芸術的でとても美しいのです。 
 
 
こちらは色がきれいなアロニアスコーン。 
美しい~天然の色の素晴らしきかな^^ 
 
 
天板に並べて 
 
 
オーブンへ。 
 
 
焼きあがりました^^ 
 
 
続々と^^ 
 
 
植物性のスコーンは、いただいても食後も軽く、手もべたつかず、食器も作るときの器具も水で十分汚れ落ちが良くて何もかも楽。 
 
うちのものはスコーンの中でもかなりショートブレッド寄りなので、見た目ハードですが、天然酵母独特の熟成する特性があるので、焼いてすぐはカリカリですが2日目からしっとりとし始め、1週間、2週間と旨味が増していきます。 
 
ちょっと疲れておなかがすいたときに、ぽくっと割って、もうひと頑張りが欲しいときに、ナチュラルで手軽なエネルギー補給にお勧めです。 
 
製作のコンセプトは 
「ナチュラルで無添加のヴィーガンカ○リーメイト」でしたので、食べた感じはまさにこれっぽいです^^ 
日持ちするところも良くできました。 
 
皆様どうぞ天然な栄養を体と心に差し上げてくださいませ^^ 
本日も良い日をお過ごしください*** 



[2016.05.23]
今日は明け方から曇りがちでしたので、お布団を干すのは無理かなと思っていましたら、10時くらいからセミが鳴き始め、日が差してきました。  
なのでお布団を外に干し、洗濯物も干しました。  
 
このあたりのセミは、エゾゼミ、コエゾゼミ、アカエゾゼミ、エゾハルゼミなど、いろいろな種類がいるようですが、この方々には面白い習性があります。  
気温が高く、日が差すときだけ鳴くのです。  
 
なので、この方々が鳴き始めると、気温が上がって日が差す合図。うちではお布団干しに最高のお天気の合図になっています。  
 
さっきまでしぐれていたのに、日が陰ったとたんに1匹も鳴かなくなってシーンとしたり、まるでセンサーのように正確です。自然の妙は素晴らしい!  
 
埼玉生まれの札幌育ちの私にとって、蝉といえばジージー鳴くアブラゼミ、ミンミン鳴くミンミンゼミ、カナカナ鳴くヒグラシ、その名のとおりツクツクホウシと鳴くツクツクホウシなどを思い浮かべたのですが、大滝に来てからは蝉といえば先のエゾの付く方々がすっかり蝉の代名詞になりました。  
 
この方々は森林性のセミだそうで、市街地には生息せず、シラカバやブナなどの広葉樹林を好むそうです。  
まさにうちの周りもそんな森林地帯なので、もうすっかり隣人です。  
 
初夏から夏にかけて、他の音が聞こえないくらいの蝉しぐれにもすっかり今は慣れましたが、大滝に来たばかりの時は最初はすごいものだと思ったものです。  
 
なのに今は音として認識すらしていないようで、あえて聞こうとしないと耳に入ってきません。  
空気や水があることに慣れて、当たり前としか思えないのと同じようです。  
 
慣れ=順応性ですが、怖いのもまた慣れ、です。  
 
平和なのは当たり前。  
毎日ご飯が食べられて、学校に行けて、友達と遊べて、好きなことができて、あったかい布団で眠れることがすべて当たり前。  
 
電気もガスも当たり前。  
トイレットペーパー、ティッシュペーパー当たり前。  
コンビニ24時間営業当たり前。  
携帯、パソコン当たり前。  
 
ちょっと前はなかったものばかりなのに、すっかり便利に順応しています。そして、感謝を忘れて。  
 
このブログのタイトルを決めるときに、こうでありたい、忘れたくない、ので、このタイトルにしました。  
できているからこのタイトルなのではなく、できてないからこそ、忘れずにできるだけ見て思い返して戻れるように…。そんな思いからだったのを、蝉しぐれをきっかけに改めて思い出しました。  
 
今日のお昼は蕗とニンジンの煮物。  
残り物の大豆肉団子と、ハト麦入りの5分づき玄米ご飯。  
 
 
こちらは午後から焼くために発酵中の天然酵棒たち。  
胡麻醤油、海苔醤油、それと新しい仲間、山椒。  
 
今日初焼きです。おいしくできるかな。  
 
玄関先のしそ科のラミウムが花盛り。  
 
 
タンポポも花盛り  
 
山のタンポポは大きいなと、大滝に来て思いました。  
これも、すっかり慣れ親しんだものの一つです。  
綺麗ですね。  
 
隣人の多い森林地帯なので、放っておくと庭なのか山なのか原野なのかわからなくなります。  
 
庭なんだけど、ちゃんと水仙ならんでるし、チューリップも並んでるし、ミントも植えてるし、スズランも咲いてるし、なのに蕗が山のように生えてきて天然のウドもあって、なんといってももう土が見えない。  
 
よもぎに三つ葉に、オオウバユリにカキドオシ、食べられる山菜?野草だらけなのでいいのですが、山ですね。  
 
さ、午後は珈琲クッキーから焼きましょう。  
では皆さま今日も良き日を^^  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
[2016.05.22]
今日は小樽のcaféのばらさんのお品を送る日です。  
 
caféのばらさんでは、月に一回「てんねんやの日」を設けてくださることになりまして、毎月第4月曜日がてんねんやの日になりました。  
 
昨晩深夜に仕込んだぱんたち、順調に発酵して焼きあがりました。  
 
クープもきれいな北海道の全粒粉ぱん  
 
今日のご注文のお品の一つ、クルミ胡椒ぱん  
 
本日のおやき。大豆肉とフキと三つ葉とニンジン入り  
 
よし!と思ってぱんたちを冷ましている間に家事をと、お天気が素晴らしいので布団も干し、シーツも洗い、毛布も洗い、ぱんの他におやきのご注文もいただいていたので、庭にフキと三つ葉を取りに行き…としていたら、ふと気づくと送りの時間が大幅に迫っていました。  
 
あれ、順調だった(はず)、なのにおかしいな、あ、ラベル、あれ、納品書、などとしているうちに郵便屋さんが玄関に‼‼ きゃあ~  
 
慌てて蓋をして伝票を書いて持っていき、何とか集荷していただけました。あまりの慌ただしさにしばし呆然としてから我に返り、ぽてぽてと工房に片付けに行きました。  
 
ふと振り返るとそこには一緒に送るはずのひと箱が‼‼‼‼   
 
ぎゃあ~  
 
…やってしまいました。ああああ~と思いながら中身を改めると、とりあえず確実に予約が入ったものはきちんと送ったことがわかりました。  
 
caféのばらさんは基本的にお品たちはお任せいただいているので、ご予約いただいたもののほかにあったら嬉しい品、という位置づけでいろいろ焼かせていただいております。辛うじてセーフ、と言っていいのでしょうか…言えないですねえ。  
 
残念だったのが、前回のてんねんやデーがずれてしまったので、そのお詫びのお品をお送りさせていただこうと準備していたのですが、それが残った箱に入っていたことです。  
せめてもの気持ちが。。。次回に。。。  
ご注文いただいた品ではないのですが、今回送れたらスマートだったのに、と反省しました。  
 
あれもこれもしようとしても、こうですものね。  
反省、次はもっとスマートにできるように。  
 
きゃあ~とぎゃあ~のあたり、ほんとコントみたいでした。現実は小説よりもコントなり、でした。  
 
 
 
 
 
 
 
 
[2016.05.21]
3時半に起きて、良く膨らんだぱんたちを焼きながらクッキーのラッピング。  
 
どうしても子供の行事と仕事両方週末に重なるので、お母ちゃんぱん屋はかなり不規則です。  
 
てんねんやは委託販売中心の自営業だから製造時間の融通が多少ききます。  
24時間の中で自分で仕事時間を組み込めるので、夜中に焼いたり、早朝に焼いたりしますが、おかげさまで子供のことも少し手伝えて部活もさせられる。そのための今の仕事形態です。  
子供が独立したら、ここで営業するのが先の楽しみ。  
今はお母ちゃん業もできるだけ頑張ります。  
 
食パンも無事にふかふかに焼きあがりまして、  
息子のリクエストのとうきびとキャベツの豆乳マヨサラダサンドも出来上がり、6時半に待ち合わせてお友達を乗せて室蘭市体育館に走りました。  
 
怪我なく納得のいく試合ができるといいな。  
サンドイッチがその役に立てたらいいな。  
 
伊達市街地に戻って物産館に納品。  
農家さんが沢山のコンテナを運んでいます。  
土日なので、アロニアクッキー小袋も補充し、  
一個しかなかった箱入りも補充して、初めて2段の山積みディスプレイになりました。  
 
 
他の焼き菓子やぱんたちも作っている関係と、  
初めての物産館レベルの委託販売で商品の動き方が読めないので、様子を見ながら焼いていたのでまだ作り置きをしていなかったのです。  
 
他のお菓子屋さんが山積みなのを見て、憧れていたので、ようやくうちの山もできました。嬉しいです。  
いろいろもりもりのてんねんやスペースです^^  
 
 
さ、お天気がいいので洗濯物も干したし、  
解凍中のアロニアも解けたので、次のクッキーを仕込みます。今日もおいしく焼けますように。  
 
おまけの写真は友人が訪ねてきてくれた時に焼いた、いたずら出来心巨大アロニアメロンぱん。  
 
色がきれいでね、みんなのびっくりする顔が嬉しかったです。時々、普通のサイズをファーム453に置いています。巨大をお求めの方はご一報くださいませ。  
 
では皆さま今日も良き日を^^  
 
 
 
 
 
[2016.05.20]
これからぱんの仕込みです。  
 
明日は早朝から、息子のバドミントンの大会送迎で室蘭まで走るので、今仕込んで寝る前に成型して頃合いを見て起きて焼いて…というイベント出店の時のようなスケジュール。  
 
大会の時のお弁当はいろいろ作りましたが、最近はサンドイッチが気に入ったようで、「キャベツとコーンの豆腐マヨサラダサンド」をご所望なので、食パンも焼きます。  
 
前回はこんな感じでドッグぱん風にしたら、普通の食パンのほうが良いそうで。  
 
うちのオーブンは家庭用のコンベックが2台なのですが、庫内が小さく、天板が2段のものと3段のものなので、1斤とか1.5斤の食パンは一台で2個しか焼けないので熱効率が良くないのです。  
 
ここ数日は5月とは思えないほどの気温なので、  
ぱんたちの時間配分がとてもむつかしい。  
発酵が予想より早すぎて慌てることもしばしばです。  
今日のタイムスケジュールはうまくいくでしょうか。  
 
午前中はアロニアクッキーを焼いておりました。  
今日もいい色に焼きあがっております。  
 
 
アロニアクッキーを作るときは、冷凍の実を解凍してミキサーにかけます。  
 
黒い実が真っ赤になります。ミキサーにかける前がこちら。真黒なアロニアの実です。  
 
 
これが目にいいといわれるアントシアニン色素。  
黒いブドウのからの内側の色と似ていますが、  
アロニアは中身がすべてこの色なので、アントシアニンの含有量が多いのです。  
ブルーベリーの2倍から7倍と言われています。  
 
ミキサーから別の容器に移して副材料を加えて生地を作るのですが、どうやってもミキサーに少し残ってしまいます。  
アロニアは大匙1杯で一日分のアントシアニンがとれます。粒にして6、7粒です。  
それじゃミキサーに残ったこの液体の赤さにはどれだけのアントシアニンが含まれるのだろう。  
 
以前はすぐに洗ってしまっていましたが、ふともったいないかもと気づき、水を入れて攪拌してみたら、ちょうどジュースのように綺麗な液体になりました。  
 
 
この状態にはアロニアのほかに砂糖と塩も入っており、味見したらスポーツドリンクのような薄めのジュース状態。  
そのままではちょっと味気ないので、有機レモンをたらり。  
 
 
写真では違いが判らないかもしれませんが、こちら。  
 
一気に彩度が増して明るい色になりました。  
 
これでちょうどいい味わいのアロニアスポーツドリンクの出来上がり。  
 
少し塩分があるので、本当にスポーツドリンクのようです。ビタミンCも摂れます^^  
洗うのも楽になって、いいこと尽くし!  
 
今時期からの工房は時に灼熱になりますが、  
今年はこのドリンクのおかげで生き返りそうです。  
目が良くなるかどうかは、続けてのお楽しみですね。  
 
思わぬ副産物に喜ぶ店主でございました。  
明日は物産館に納品に行きます。  
皆さま良い週末をお過ごしください^^  
 
[2016.05.19]
連日の日和でお洗濯が進みます。 
昨日はやっと毛布の洗濯ができました。 
物干しざおと車の上で干して、 
お日様の匂いのするぽかぽかの毛布になりました。 
 
陽気に誘われてみどりたちが顔を出します。 
畑のルバーブが大きくなってきました。 
ただいま30株になりましたがまだ小さいものもあるので数年後が楽しみです。今年は少し収穫できそうです。 
 
庭の三つ葉が食べごろに。 
昨日のお昼に玄米と一緒に塩粥にしました。 
野生の三つ葉の摘みたては香りが素晴らしく、 
最後にさっと入れてしゃきしゃきの触感と緑色を生かします。春の山のごちそうです。 
 
昨日は市街地に配達にも行きました。 
以前住んでいた円山の家の隣のおばあちゃんが病院に通うのに同乗して、その帰り道のこと。 
 
おしゃべりしながら運転していたら、視界の端に見事な山ウドの株が見えました。 
 
ウドが、と云ったらおばあちゃんが喜んだので、 
車を止めてUターンしてウドを見に行きました。 
 
ちょっと登れば届くところだったので、 
カッターナイフを持ってきて、立派な株の中から数本いただきました。 
 
おばあちゃんが、あんた、まだあるでしょう、というので、うん、あるけど全部取っちゃうと株が弱るし、来年のためもあるから、いつも半分は残すの。といったらおばあちゃんは、あんたがとらんでも、だれかそんなこと知らん人がみんな取っちまうよ、と言って笑っていました。 
 
5分くらい走ったところにいる叔父のところに持って行ったらとても喜ばれました。 
おばあちゃんを家まで送って、ウドを渡したらあんた持っていきなさいというので、うちもこれから生えるし、息子もそんなには食べないから2本で十分、というと喜んでもらってくれました。 
 
山の恵み、は皆のもので、うちの周りにも蕨や蕗、キノコなどを取りに都会から沢山の人がやってきます。 
 
あるときばったりうちの前で出会った方と話していて、敷地の話になり、ここまではうちの敷地なんだけど、私が蕗を取るのはこの辺だけだから、他のところで取るのはうちは大丈夫ですよ、お話したら喜んでくださり、その数日後に私が留守の時に、立派な蕗をありがとう、お礼です、という置手紙とともに海藻を置いて行ってくださった方もおりました。 
連絡先も分からないのでそのままになってしまいましたが、心温まる思いをさせていただきました。 
 
それでも地元の方が、勝手に敷地に入られたり、立て看板を無視されたりしてつらい思いをされている話もよく聞きます。 
 
先のおばあちゃんも、そういう経験がおありになるから、外から来る方のマナーが目についてしまうのですね。 
 
確かに山菜が取りやすいところは人の敷地や草刈りをしてある管理地のことが多いとは思いますが、山に住む人々は都会より不便を容認して、山の厳しさと恵みとともに生きることを選んでいるので、山に住む者にとっては山菜も春のレジャーではなく生活の一部なのです。 
 
そこを思いやってマナーを守って、山菜取りを楽しんでいただけると、みんな円満に山の恵みを分けていただけるのかなと思いました。 
 
家に帰って早速ウドの穂先をてんぷらに。 
剥いた皮と葉はじっくり煮て佃煮に。 
こちらは定番の酢味噌あえ。 
美味しい玄米酢と、味噌だけで本当に甘みがあっておいしい。てっぺんに木の芽が欲しいところですが、庭の山椒の木はまだ新芽が出ていないので、このままで。とても滋味です^^ 
 
さて、元気もいただいたので、今日も穏やかな気持ちでクッキーを焼かせていただきます。 
小さな平和から、つながって大きな平和に。 
皆様も良き日を^^ 
[2016.05.16]
GWもあっという間に過ぎ、大滝区上野のてんねんやの玄関先の山桜も満開になりました。 
 
4月から始まった物産館の販売も、ようやく1か月近くたち、売れ行きと生産、納品のペースが少し見えてきて計画が立てやすくなりました。 
雪解けからほったらかしになってしまっていた外仕事、ようやく手が付けられます。 
 
久しぶりにしっかり庭を見てみたら、もうフキノトウが立派な花になり、水仙は満開、チューリップの蕾も気づかないうちに出ている! 
せっかく山に住んでいるのに、工房にこもりっぱなしだったここ数か月のうちに外はすっかり新芽の季節。 
 
去年エゾシカさんたちにお食事されました裏の畑のアロニアの折れた枝を挿し木にしたものが、ほぼ100%根付いて越冬し、新芽が出てきておりました。 
増えてる。かわいい~ 
 
こちらは剪定した枝をいただいた赤房すぐりの挿し木。こちらも刺したものほぼ100%根付いております。 
増えてる~ 
 
そしてびっくりなのが、もともとが成熟した枝だったのでこんなに小さい挿し木なのにもう花芽がついていること! 
小さい緑色のブドウの房のようなものが付いているのがそうです。すごい生命力ですね。 
 
こちらは峠に生えていたエニシダを移植したもの。 
やわらかい緑色の新しい芽が出てきています。 
初夏には小さな黄色い花がびっしりと咲きます。 
こちらも大好きな花の一つです。 
 
こちらもいただきもののラミウム。 
今の窓の下全面を覆うくらいに増えました。 
もう踏まないと窓に近づけません。 
絨毯のようグラウンドカバーにしたかったので、願い通りに育ってくれて嬉しいです。 
 
ラミウムはここには2種類あり、白っぽい葉に薄いピンク色の花が咲くものと、濃い緑色の葉に濃いピンク色の花が咲く個体がありましたが、混色していたら交雑してしまったようで、どちらの葉の花も濃いピンク色になってしまいました。かわいいからいいのですがちょっともったいなかったかもしれません。 
 
こちらは漢方のセンキュウ。 
ニンジンによく似た葉ですが、困ったことにすぐそばにこれもよく似た葉を持つフクジュソウが進出してきているのです。 
初春のの黄金色の花が終わり、丸い緑色の実がついています。去年はここには生えていなかったのに増えてる。種がこぼれるのですね。 
 
フクジュソウはかわいらしい花ですが毒草なので、どんどん増えて生息地が混ざってしまうと大変です。間違って摘んでしまわないとも限りません。 
なのでフクジュソウのほうを移植します。 
 
ミント類も増える増える。 
ミント類は王様のように強いのか、他の草たちを蹴散らす勢い(笑)で範囲を広めています。丈夫で素晴らしい。 
こちらは去年母からいただいた鉢植えだったスペアミント。 
しっかり越冬して芽を出してくれました。 
香りもそうですが姿もペパーミントより柔らかくて優しげ。なんだか女性的です。 
 
すでにこの地に降りて3年目になるレモンバームはしっかり自分の居場所を確保しています。 
大きくなるとこんもりとする茂り方が素敵です。 
 
こちらは寄せ植え。 
エニシダと挿し木のアロニア、左側にピヨピヨと数本生えている赤みのかかった葉のものはシモツケの挿し木です。 
 
シモツケは密集した株になる低木で、夏に綿のようにマゼンダピンクの小花を無数につけるとても可憐な木です。樹高80センチくらいの低木なので、たくさん増やして裏庭のてんねんガーデンの囲いにしたいと思い増やしています。 
 
脳内で区画されつつあるてんねんガーデンは、薬草とハーブ、野菜の立体アートです。 
まだ中心になる部分が白紙なのですが、耕さずに野菜を作り、コンパニオンプランツで防除し、自然な食と自然の知恵と芸術を一度に楽しめかつ店の食材を確保する(笑)散策型ガーデンにしたい。 
そしてピアノのある店舗では時にライブも^^ 
 
絵描きとぱん屋と百姓と唄うたいと巨木好きと田舎好きをブレンドするとこういうものが出来上がると。 
わたし、をこの世に形として表すとこうなるようです。 
 
焼きたての天然酵母ぱんがあり、アロニアソーダや野草コーディアルがあり、巨樹に会えてガーデンを散策し、森林浴をして温泉に入って… 
そんなこころとからだ癒しの一日ツアーができる場所を、ゆっくりゆっくりですが目指しています。 
今はまだ地ならしですが、うふふ、ワクワクです^^ 
 
さ、ゴミ片付けから始めましょう。 
ものと心のお掃除、リンク証明です。 
 
皆様も今日も良き日をお過ごしくださいませ^^ 
[2016.05.09]
GW後半に納品できなかった物産館に本日納品に行きました。今日も混んでいました^^  
 
素敵な棚に置かせていただいているので、  
もっとうまくディスプレイしたくて  
今日は軽く寸法を測ってきました。  
 
ひな壇のように奥を高くしたいのだけれど  
上に円形の棚があるのでその足台をよけて台を置く、  
その大きさがわかったので次は台と板を見繕います。  
次の納品が楽しみです。  
 
ポップも新しくラミネートしたものに変えました。  
これがその様子。  
 
 
天然酵棒のキャッチコピーは友人が命名。  
その名もずばり「しょっぱいぼっこ。」  
北海道弁最強。  
北海道のイラストの入ったポップ、できました。  
 
 
全体像はこんな感じに。  
 
 
少しづつ進化しております。  
次に納品に行くときはあれとあれを新しくしようと  
遅々たる進み具合ですがワクワクしております。  
 
皆さま今日も良き日をお過ごし下さい^^  
[2016.05.03]
お天気が良くて、焼きっぱなしの工房は  
窓を開けないと暑くて暑くて  
もう半そでになりたいくらいの本日。  
 
苦戦していた変なバグのおきるままのワードで  
ようやくアロニアクッキーの箱入りリーフレットができたので、本日物産館に納品に行けます^^  
 
ちょうど昨日で箱入りのほうがなくなったので、  
間に合ってよかった。けどもう昼過ぎちゃった;;  
これから準備して配達に行きます。  
 
新しい商品の開発にはいろいろなアクシデントもつきもので、  
箱入りのクッキーを詰めてみて持ってみてひっくり返してみて紙袋に入れてみて初めて中身がずれやすい事に気が付きました。  
 
もう予算も使い切っているので、知恵を振り絞り、  
中入れのリーフレットの形を変えてクッキー抑えにもなるように一から作り直したのです。  
 
そしたら今まで起きなかった変なバグが起こって、  
写真が整列しないし新しく文章を挿入しようとすると  
どんどん変なところに写真がずれてしまって  
思ったようにいかなくてしばらくずっと苦戦しました。  
 
なので箱入りが沢山作れなかったのですが、  
ようやくリーフレットの原型ができたので  
後はPDFファイルに変換して印刷に出せます。  
これがその原型  
 
 
とりあえずはPCで印刷して対応できるのでほっとしました。  
 
windows10になってからまだ慣れないことが多く、  
ファイルの場所がわからなくなったり写真データが消えたりいろいろスムーズに行かないこともあるのですが、サクサク動くところやネットが速いことは助かります。あとは慣れなのでしょうね。  
 
さてさて今日のぱんたち  
 
こちらはアロニアクッキーパン。  
アロニアの色が濃いですね。  
甘酸っぱいメロンパンようなクッキー生地がのったぱんで、ぱん自体の生地ももしっとりもちもちで旨いです。  
 
市販のメロンパンが昔から苦手で、  
なんで生地がこんなにぶわぶわもそもそしてるんだろうと思っていたので、自分好みのしっとりもちもち生地にサクサクのクッキー生地にしちゃいました。  
これ、プレーンのクッキー生地も好評です。  
こちらは大滝のファーム453でお求めください。  
 
先に述べたアロニアクッキー(箱)  
 
こちらはパッケージングに時間がかかるのですが、  
丁寧に作ったクッキーを丁寧に包装してさらに丁寧に箱に入れてリーフレットを入れて包む、その作業がまるで儀式のようでとても心が落ち着きます。  
 
こんなしあわせな気持ちでお菓子を作れるありがたさ。  
 
出来上がった箱入りクッキーは  
大切な人に胸を張って送れる品物。  
 
まだまだすべてに行き届かないけれど、  
一つ一つ手をかけて整えていきたいです。  
 
あ、でものぼりを作るのが間に合わなかった;;  
道の駅にかわいい小さいのぼりを売り場に置きたかったのに。  
 
お母ちゃんぱん屋なので全部完璧にはできないけど、今できる精いっぱいをお届けしてきます。  
 
[2016.05.01]
昨日は札幌市清田区にあるアロマ整体サロン&カフェNaturalistさんで行われた第二回オープンマイクライブに地球家族のピアニスト美雪さんと二人で参加させていただいてきました。 
 
fbのリンクをアップしますね。 
https://www.facebook.com/hayashi.reika.5 
 
参加されたアーティストの皆さんも、聞きに来てくださった方々も、まるで昔からの知り合いのようにすっと心が通じるような感じで、アーティストの音楽からその方の人生の一部が見え、それが心に響いて同じ響くものを洗い流し、きれいに昇華するような、とてもあたたかく一体感のあるライブでした。 
 
演奏中大前店長^^ 
 
 
地球家族は一番最初に演奏させていただき、美しい言葉、地球家族、それからイベントで定番になったwe are the world、この3曲を奏でさせていただきました。 
 
面白かったのがプログラムが終わった後、帰られた方もいらっしゃましたが残られた方々でまるで第2部のようにセッションが始まったこと。 
 
リクエストが飛び交い、スマホで歌詞やコードを出しながらのアーティスト同士の即興セッションは、生ライブならではのお楽しみでした。最後は社長も店長もアーティストも観客もみんな一緒状態で、naturalistファミリーという言葉が出るほどホットな空間で次回への繋ぎになりました。 
 
感じたのは、 
どんな人もそれぞれ課題を持っていて、 
形は違えどそれと向き合って生きていく、 
その中ででしかわかりえないことがあり、 
それがそれぞれにしかできない学びだということ。 
 
順風満帆の人生なんて、ほとんどない。 
逆境苦境の中でこそ、底力が発揮できる。 
 
闇に落ちてみないと、分からなかった光がある。 
 
暗闇の底にいたからこそ、生の素晴らしさを生き生きと感じられる。 
 
人は共感できる生き物だから、 
仲間の体験を分かち合うことができ、 
自分にできない体験を分かち合ってくれた仲間に 
尊敬畏敬の念を抱く。 
 
落ちた人にしかわからない優しさがあり、 
落ちなかった人にしかできない強さがある。 
 
誰がえらくて、誰がえらくない、 
そんな境界線など溶けて消えてしまう人類の共体験。 
 
それぞれが、それぞれの課題に取り組み 
全体として一つの種の成長につながっていく、 
無意識層の一体感。 
 
ステージで沢山の人の前にいても、 
工房で一人で床に座り込んでいても、 
いつでもどこでも世界中の人々と繋がっていて 
互いに影響しあっている責任。 
 
だから、日々愛と感謝でいたい。 
そうなれないときの自分も丸ごと抱き込んで 
同じように仲間のことも丸ごと抱きしめる懐の広さを持っていたい。 
 
私にとって唄っているときの幸せ感は格別で、 
無条件の幸せ、それに近いのかなと思います。 
ぱんやお菓子を作るときの幸せ感は 
作り上げる幸せ感で、質がちょっと違う。 
そしてどちらも同じように私を作る一部で、必要です。 
 
また一つ深く入り込めた矢先のライブだったので、 
参加できてよかったです。 
次回が楽しみです。 
 
さて、今日は先週のタイトなスケジュールで体がいやいやをしていて左肩が上がらないので、 
ゆっくり作業をします。 
 
ゆっくりって、優雅ですね。 
まるで演劇か舞を舞っているみたい。 
気が付くとバタバタしちゃうから、 
左手が上がらないのもちょっと優雅になれるご褒美かも。 
 
朝からバドミントンの練習に行く息子のお弁当を作るのに、ついでだからと芽の動き始めた友人の無農薬有機栽培ジャガイモをたらいいっぱい剥いて大鍋でゆでてしまいました。 
 
半分を、手作り豆腐マヨネーズでポテトサラダに。 
 
もう半分を、大好きなマッシュポテトに。 
こちらもあっさりと荒くつぶしたジャガイモに豆乳を滑らかになるまで加え、宗谷の塩で調味したもの。 
超とろけるクリーミーマッシュです。 
ところどころにある荒いジャガイモがほっくりと甘くて、極上の幸せ。 
 
今日はお日様があたたかく照らしてくださるので、 
世界が殊更きれいに見えます。 
 
息子が出した大量のジャージとユニフォーム、 
サイズが大きいから洗濯も回数がかかりますが、 
今日はお日様が味方ですのではかどります。 
 
否が応でもゆっくりと優雅にしか動けない体で、 
真心こめてゆったりとお菓子が作れるなんて幸せ。 
 
あ、煙突掃除もしなくちゃ。 
薪ストーブの煙が逆流してきちゃいました。 
こちらも優雅にさせていただきましょう。 
 
皆様もどうぞ佳き日をお過ごしください^^ 
コロナ応援10%offセール中
てんねんやの敷地は 
巨樹の残るパワースポット 
 
 
この地で育った酵母で熟成し焼きあげた天然自然なお品たち 
 
 
 
大切な方への応援、お見舞いに是非どうぞ 
 
https://www.creema.jp/c/vigan-tennenya 
てんねんやはこんな人
てんねんや
てんねんや
・奥洞爺の山の中でのぱん屋 
 
・自家培養酵母×植物 
 
・敷地内はパワースポット×巨樹の森 
 
・歌も歌うらしい 
 
・ご当地ソングもあるらしい 
ブログ検索
あふれる想いが形に