久しぶりに東京に泊まったときのこと(2)
(昨日のあらすじ) 夜中の便すぎて成田から横浜までその日に辿り着けず やむなく日暮里で25,330円の部屋を54%引きで泊まることになった。 コンビニを出てすぐそこにホテルハーモニーはあった。 うーん...... エントランスからして なんかイメージと違うなあ。 25,330円の部屋があるホテルのイメージは 例えばANAホテルとかなんですけど...... ちょっと心配になってきた。 しかししょうがないから思い切って入る。 狭い入り口通路の途中に受付カウンターはあった。 「これはしょぼいぞ。」 しょぼすぎーーー! なんだここ。 ホテルじゃないんじゃないの? 参ったなーと思いながらもしょうがないから ビルの通用路の警備員窓口のようなところで チェックイン。 オッサンが「どうぞ、ごゆっくりー」と 部屋の鍵をくれた。 まあ感じは悪くない。 フロントから廊下を少し進んで右に行くと そこにはエレベーターがあった。 せまっ エレベーター出たら目の前がすぐに壁。 そこに頭ぶつけるようなエレベーター前。 これじゃあまともに すれ違うこともできまい。 エレベーターに乗りながら ちょっと部屋が心配になった。 ここはどうみても ワンルームマンションの改築ホテルじゃないか! 5階につき、エレベーターを降りる。 狭い狭い廊下を歩いて部屋を探す。 504っと...... あった。 鍵を開けてドアを開けてみる。 ジャーン! ドアを開けると玄関がなくてすぐに部屋。 目の前にセミダブルベッドがドーン。 左手にトイレ。右手に洗面台と風呂。 窓は無し。 こりゃまさしく寝るだけの滞在スペースだな。 まあ夜中の12時回ってから 朝の7時頃までの滞在で ほぼ寝てると考えれば まあいいとも思える。 ただちょっと納得しないのが、 この部屋が 25,330円の部屋 であることだ。 僕はこれは明らかに「景品表示法」に触れるものと考える。 東京の宿ということを考えても せいぜい12,000円を元値として 20%引きで表示するくらいが妥当ではないか。 これってけしからんと思わんか? でもまあいい。 横浜に辿り着けなかった自分が悪いのだ。 気を取り直して 「おつまみピリ辛ごま白菜」をつまみに SAPPOROビール。 「都会ってやっぱり怖いところだよなー」 ビールを片手に今日の反省。 久々の東京宿泊は 自分がもはや「都会出身」と言えないことを 改めて感じることになったのだった。