穏やかな朝を迎えましたね。
さてさて,我が家の次男スズメ,「ちびちゃん」ですが,いつもわたしの頭の上でマッタリしているものの,手の側にはなかなか来ません。
恐らく,捕まえて,カゴに入れられることを恐れているのでしょう。
ちょっと変わってきました。
妻が,パソコンで「スズメ」のサイトを見ていると・・・。
このように近づいてきて,パソコンを見ています。
ヤフー!ブログ内に,外のスズメちゃんと交流して,写真をUPしている方がおられますが,そのサイトです。
すっかりフワフワの「冬毛」に生え変わりました。
わたしの頭も冬毛に生え変わったらいいのにな~(自爆)。不足気味です。さて,最近,再燃しているのがクラシック方面です。
クラシック方面に行くと,一曲が長いのでブログのUPが滞りがちになります・・・。
ブラームスの交響曲第3番,「楽壇の帝王」カラヤン最晩年の録音です。
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮者, 1908年4月5日 - 1989年7月16日)は人気がある反面,アンチも多数存在し,録音技術が進歩するたびに,再録を繰り返すことを商業主義として批判する向きの方もおられます。他の指揮者よりもきびきびとしたテンポで疾走するその演奏は「スポーツカー」,「●●・コーラ」(炭酸飲料)に例えられ,目をつぶって指揮をする姿も,他の指揮者からは「楽譜が読めないからか?」などと揶揄されました。
日本の某有名評論家も彼は死後10年もしたら話題にも登らなくなるだろう,みたいなことを言っていましたが,実際はその逆で,どんどん音源が発掘され,評価が高まっています。
また楽壇からも,カラヤンの自筆の書き込みの楽譜などの研究が進み,あの疾走する演奏は,実は作曲家の指示をいかにそのまま演奏するか,苦労した結果であることが分かってきました。
まあ,わたしのような音楽雑食人間がこの「帝王」のことをガタガタ言うこと自体間違っているようにも思いますが,子供の頃,カラヤンの名盤で音楽を刷り込まれたわたしにはうれしい状態です。
さてさて,話が長くなりましたが,このベルリン・フィル(BPO)とのブラームス3番(と4番),彼のBPOとのラスト・レコーディングなのです。その後,ウィーン・フィル(WPO)とのブルックナー7番をライブ録音し,これがカラヤンのラストレコーディング,そしてラストコンサートとなりました。
生涯で何度も確執があり,何度も付いたり離れたりした,BPO,WPOと,最期は律儀に一度ずつレコーディングを残して亡くなっていることはさすが,という感じです。
このCDは88年10月,亡くなる10ヶ月ほど前の演奏です。(当時80歳)。