■バス停の見張り番と街の見張り番。
何故ここにいる?
バス停に見張り番。
「こんにちは♪ヤギさん♪」
と声を掛けたら立ち上がったそうな。
道行く人たちを見守っているのだろうか。
駅前の見張り番。
昭和レトロな家並みの裏手には小さな路地。
25年前に引っ越して来た時には、まだ小さな商店がたくさんあった。
魚屋さん。
八百屋さん。
薬屋さん。
お菓子屋さん。
お焼き屋さんも。
そして何年も経ってからそこを訪れた時、ほとんどの店が閉めてしまっていた。
その時期と前後するように、『闇市』なるイベントが開催されるようになった。
伊達武者祭りには『路地裏祭り』の舞台になった。
美味しい『とり天』さんの並びには大好きな喫茶店『野歩』さんもあって。
でも、駅前開発でほとんどなくなってしまうらしい。
さみしいな・・・。
なんとなく、『コクリコ坂から』に出てくる”カルチェラタン”のお話とダブってしまった。
街の火の見櫓さん。
どうぞ最後まで見届けてください。