■2月3日のこと。
2月3日は節分でしたね。 豆まきをしなくなって、もう何年になるのかしら?
撒く豆は”大豆”が当たり前で育った私には、落花生を撒く北海道の習慣に慣れるまで何年もかかりました。
でも、撒いた大豆を子供たちが拾って食べるのを見た時、落花生の合理性を見直しました。
それ以来、食べても安心な殻付きピーナッツを撒くようになりました。
あの時、部屋中のマメを拾って食べていた豆好きな娘。
節分は、娘の誕生日でもありました。
季節を分ける日に生まれた娘。
だから、「何でも白黒ハッキリ型」なのか・・・?
それとも私似?
なにはともあれ、私の子供に生まれて来てくれてありがとう。
あなたの母親になれて良かった。
さて、前日の2日。
実は、宮崎県に住んでいたつー君(娘の旦那様)のおじいちゃまが亡くなりました。
だから誕生日の早朝、娘一家は宮崎へと飛びました。
満開の梅に迎えられたようです。
そしてお通夜。
忘れられない2月3日となりました。
おじいちゃまがこの世に存在していたからこそ、つー君のお母様が生まれ、つー君が生まれ、楓君が生まれました。
この命の繋がりに感謝して、おじいちゃまのご冥福をお祈りしたいと思います。
一方、私の今年の2月3日は、オロフレスキー教室のレッスンでした。
午前中の担当は、未就学児童のお子様たち。
昨年も感じたのですが、同じ幼児でも、東京辺りの子供と地元の子供では、雪の上での動きに大きく差があります。
初めてスキーを履く子供でも、どうってことなく立っていられるし、どうってことなく歩けるし、あっと言う間に滑れるようになってしまう。
さすが道産子です。
ところが、私から見れば十分すぎるくらいに色々なことができるというのに、なかなか思うように動けないと泣き出す子供もいます。
ルスツのキッズスクールで泣き出す子供は、ほとんどの場合、ママが恋しくなってのことなのですが、オロフレの子供たちは、どうやら悔し泣きのようです。
道産子としてのプライドなのかもしれません。
先日の東京の大雪では、固くなった雪の上を歩けず、怪我人が多く出たと聞きました。
そんな中、スタスタと歩いている人がいたとしたら、きっと北国生まれの方でしょう。
たぶん、娘や息子もその一人だったと思います。
それもまた、道産子のプライド(笑)
閑古鳥飛ぶ小さなスキー場が多い中で、「オロフレスキー場」は毎週大盛況。
子供たちも一杯です。
四季のある日本。
それぞれの季節を楽しめる素晴らしい国だと思います。
冬を楽しむスキー場も各地にあります。
スノースポーツ好きな子供たちが、もっともっと増えていくことを切に願います。
いろいろなことを想った2月3日でした。