■雨の低山歩き~写万部山
20年ぶりに長万部の『写万部山』へ行ってきました。 伊達出発前から雨と霧。
少しは雨が弱まり、霧が晴れることを期待しましたが、お天気は変わりませんでした。
幅広く草を刈られた登山道は、ぬかるみもなく歩きやすい道を確保していました。
少し丁寧すぎる感じはしましたが、藪漕ぎを強いられるよりはありがたいと思わなければいけませんね。
樹林帯を抜け稜線に出ると、視界が開き海が見えるはずでしたが、まったくの雲の中。
風も強く、新婚旅行で訪れた礼文島を思い出しました。
既に花が終わったシラネアオイ・サンヨウカ・ナルコユリを見ることも出来ました。
もちろん、いまが見頃の花々も。
最初に目を引いたのはこちら。
エゾカンゾウ
タニウツギ
ちごゆり
ハクサンチドリ
チシマフウロ
天測点
恒星を観測して座標(軽度・緯度)を決める測量を天文測量と言うそうですが、天測点とは、この天文測量を行う測量標のことだそうです。
国土地理院が昭和26年から昭和33年の5年間で全国に48点の天測点を設置したそうですが、その一つがここ写万部山にあります。
現在は、天測点とともに三角点もあります。
その三角点の前で、プレHAPPY HOUR☆
山で飲む珈琲は格別です。
コンロを使わないところが影むしゃ流です。