■2009年の山歩き日記~Part2・3 『青』の尾根を行く。
前回ニトヌプリを断念したので、今回は軽い縦走計画を立てました。 徳舜瞥山ピークからホロホロ山をピストンする行程です。
秋の気配を感じながらも、まだ半袖で過ごせる街にいると、初秋というより晩夏といった気分です。
けれども、山は間違いなく秋でした。
いつものように、花と景色を楽しみながら歩いていると、シマリスが目の前を横切りました。
茂みの中に逃げ込んだのですが、逃げた割にはすぐに手の届きそうなところで立ち止まり、両手で抱えた何かを夢中で食べています。
一部始終を私に見られているのに、全く気付いていない様子でした。
可愛かった☆
写真は残念ながら撮れませんでした。
以前ここを登った時にも数匹のシマリスに出会いました。
きっと住みやすい環境なのですね。
ゴーロの登りが延々続きます。
膝を痛めている私たちにはちょっと厄介な道です。
頂上が近づいて来たらしく、ハイマツが現われました。
ここからは、ウメバチソウとミヤマキリンソウがお出迎えです。
登山道脇に咲いて、頂上へと導いてくれました。
基準点(三角点・水準点・基準多角点など)の設置・測量の記録を示した『点の記』に記された『点名』は、”ホロホロ山”ではなく”徳心別山”だったそう。
頂上で出会ったご夫婦と写真の撮りっこ。
夏を忘れられないヨツバシオガマとミヤマアズマギク。
頂上は360度展望です。
溜息が出るほど素晴らしい。
曇りに晴れ間が時々覗く程度の天気でこの景色です。(写真がなくてごめんなさい。)
支笏湖・太平洋・洞爺湖・羊蹄山・ニセコ連峰・定山渓の山々etc.。
ずっと眺めていたかった。
ここからホロホロ山までは片道30分の青い尾根歩きです。
迎えてくれた花は、秋の花の代表格のリンドウでした。
見事な群落があちこちに広がっています。
タイミング良く見頃だったようです。
終わりかけのナガバキタアザミが咲いていました。
こちらもすごい群落です。
あと二週間早かったら、ピンクの尾根歩きだったのでしょう。
来年はその頃に来てみたいな。
左は、尾根から見た徳舜瞥山。
右は、ホロホロ山。
下りはトレーニングモードにスイッチオン!(私が…)
って実は・・・。
登山口から我慢をしていたトイレが限界でした。
だからほとんどトレイルラン状態。
巻き沿いをくった影むしゃからはブーイングです(^^ゞ
例のゴーロの道を捻挫寸前でかけ降りました。
徳舜瞥山登山口にはトイレはありません。
初めて行く方はお気を付けくださいませ。
直前に済ませたばかりだったのですが・・・。
私の場合、出がけの珈琲飲み過ぎが敗因でした。
反省・・・。