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古い蔵のお蕎麦屋さん。
カウンターの頭上には黒いプレートがぶら下がっています。
こんにちは。
ブログ、かじやの「たわごと」を始めて3日目、未だ自身の芸風が定まらないSolusです。
今日は、今まで手がけた仕事の中から、いつもとちょっと違う楽しかったものを紹介します。
いや、決して普段の仕事が楽しくないとか、そういうことじゃなくて・・・・・
このプレートは、厚さ6mm、幅が250mm、長さが・・・・・忘れました・・・
アセチレンガス切断機で、私がフリーハンドで文字を切り抜きました。
頑丈な梁から吊り下げた棒も手曲げ。
固定したビスは真鍮のマイナス頭の皿ビスです。
今はマイナス頭がなかなか手に入りませんが、早瀬商店の棚で発見しましたよ♪^−^)
黒ずんだ仕上げは、塗料ではありません。
アウトドア好きでダッジオーブン使いならばピン!とくるかも知れませんが、オリーブオイルを何度も焼き付けて黒くしました。
所謂シーズニングです。
食べ物屋さんのカウンターなので、食用油ならば安心でしょうか?
キャンプの知識が役立ったという数少ない例ですね。^−^;)
こちらは豊浦町の鈴木設計室さんからの依頼品。
会社のサインボードです。
デザインは鈴木さん、私は上のプレート部分を施工させていただきました。
こちらのプレートは厚さ9mm、長さは1800mm、重さが30kg以上あります。
枕木の設置(土木工事?)と切り込み(建築工事??)は鈴木さんご自身。
プレートは私と二人で設置しました。(人間重機)
あえて塗装はせず、錆を発生させて、サンドブラストでロゴマークを加工したアクリルプレートを取り付けています。
アクリルプレートは、ネガ、ポジ、両方作ってあり、4本のSUSのビスで簡単に交換出来ます。
奥様のフラワーアレンジで素敵に出来上がりました。
季節ごとにいろいろな表情を楽しめるサインボードですね。
そしてこちら。
洞爺湖町のパン屋さん“森のくまさん”が2006年にリニューアルする際に、やはり鈴木さんから依頼されたお仕事。
ん?どこに金物が??とお思いでしょう?
実は、店舗と厨房を仕切っているガラスのパーテーションを施工させていただきました。
厚さ5mm、高さ600mm、幅が1800mmで、パンの原料、小麦をサンドブラストで彫りました。
何もかも初めての事ばかりで試行錯誤しながらの加工、納入でしたが、大変勉強になりました。
鉄×枕木、鉄×ガラス、もっともっと、∞の可能性を今後さがしていきたいですね。