■台風をお迎えに道南Pキャンの旅 2日目~厚沢部ー江差
8月11日(水) 朝、目が覚めるとやはり雨。
でも降ったり止んだりで、バケツひっくり返しの予行練習状態。
夜までなんとかもってほしいなぁ。
八雲から江差へ向かう途中、『我虫温泉』なるものを発見。
今回は玄関前まででパス。
”道南超ローカル温泉の旅”というものもいつか企画してみたい。
厚沢部町で『鈴木木材』さんという、とても興味をそそられるところに出会った。
大きな材木屋さんなのだけれど、アピールの仕方がおもしろい。
広い敷地内の表面には切り出した丸太の皮を剥く機械がある。
積み上げられた丸太をドンと皮むき機の上に落とすと、下のローラーが重たい丸太をゴロンゴロンと回す。
それを横から皮を剥いでいく。
言葉では上手く伝えられないけれど、その迫力たるや目を見張る。
音ももの凄く重たい音がする。
そして道路側にはそれらの木をふんだんに使った建物があり、中では陶器やガラスを販売している。
サラッと商売っけなく、親切でおおらかな女性店主がいた。
その女性店主は、ただの通りすがりの見学客の私達を別棟の『木の展示室』へ案内してくれた。
3階建ての展示室(販売兼)は、1階が1枚板の大きな机を置いた書斎のようになっている。
2・3階には所狭しとあらゆる種類の木の板や角材が置かれている。
本当に見事。
こういう板を使ってテーブルを作ったらきっと素敵。
見応え十分の鈴木木材さん、どうもありがとうございました。
さてさて、無計画ながらもメインイベント見学計画はもちろんあり♪
それは江差の姥神神社渡御祭。
北海道三大祭の一つに数えられ、370有余年の歴史を誇る北海道最古の祭だそうだ。
京都の祇園祭の流れも汲むらしい。
音は全てアコースティックなところが好きだ。
町の住民はもちろん、祭に合わせて帰省してきた元住民、そして子供や若者が笛や太鼓、山車や神輿で多く参加していたのが印象的だった。
祭の衣装を身に纏わない人の方が少ない。
つまり、観光客はまばらで逆に目立ってしまう。
雨の中を見物していたのだけれど、クライマックスの場面直前に雨が激しさを増してきた。
道路は川のようになり、止むなく途中でCamCarへ引き返した。
あの後、山車に乗っていた人や曳いていた人たちはどうしたのだろう?
それにあの文化財の山車も・・・。
いつかまた天気の良い時に、8月9日から11日までを楽しみに来てみたい。
そしてこのお祭りで、おまけのサプライズがあった。
なんとスキーのイントラ仲間のYukaちゃんとばったり。
江差出身だったとは知らなかった。
素晴らしい衣装のまま二人でパチリ。
こんな偶然もまた楽しい。
CamCarに戻りラジオをつけると、道南の道路はことごとく通行止めだと報じていた。
ありゃま…どうしましょ?
明日は動けないかも・・・・?
そんな不安を感じたのもほんの一瞬。
あんだけ降ってもやはり爆睡の私なのであったZZZZZzzz