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[2010.09.16]
■引越し。 ・・・と言えば、で想い出すこと。
生まれてからこれまでで引越しをした回数は11回。 
 
改めて数えてみて驚いてしまった。 


プロフィールにあるように、生まれたのは岡山県の北木島。 
けれども、2歳までしかいなかったのでまったく何も覚えていない。 
「ママカリもシャコもしょっちゅう食べていたし、イセエビも食べたのよ。」とか母に言われても、残念ながら覚えていない。 
イセエビの味を覚えていないのはとても残念だ。 
覚えていないのだから、私にとっては食べたことない物になっている。 
ママカリは、自分の中では十数年前に初めて食べた物になっている。 
 
次は三重県伊勢市。 
伊勢と言えば、伊勢神宮。 
ここの外宮さんで母と笹舟を浮かべ、マーブルチョコレートの蓋でままごとをしたことを覚えている。 
でも、覚えているのはそれだけ。 
先日、恵庭のえこりん村へ行った時、オコタンペ湖から流れている川に笹舟を流した。 
三歳の時に覚えた手はササッと作ることが出来たが、影むしゃは作り方を知らなかった。 
初めてだったのかな? 
このことも笹舟の記憶としてずっと残るのかもしれない。 
 
次は千葉県市川市。 
市川と言えば、社宅のアパート。 
叱られると入れられた、反省室の空き部屋。 
夏のおやつの味噌付ききゅうり。 
廊下に住みついていた蝙蝠。 
父が働いていた会社の事務室。 
ぎりぎりまで我慢して走り込んで落ちた、アパート前のトイレ。 
そんなところかな? 
どうもロクな思い出がない。 
でも父を会社まで迎えに行く道が、『三丁目の夕日』のような道だったことは懐かしい。 
 
次は神奈川県藤沢市鵠沼海岸。 
鵠沼海岸と言えば、海。 
海の家のカレーライス。ライスカレー? 
海の家でのイベントのエレキギター。 
あれはプロだったのか、アマだったのか? 
聖マルコ幼稚園の日曜礼拝。 
ジュンと国松とオチャラという名前のワンコ達。 
庭の花木。 
道草ばかりでなかなか帰れない学校からの帰り道etc. 
 
今思い返すと、ここでの暮らしはその後の私を決定づけているような思い出ばかりだ。 
 
次は神奈川県三浦市三浦海岸。 
ここも海。 
磯での釣り。 
切通し。 
すいか畑とカブトムシ。 
労働組合。 
登山。 
一人旅。 
 
その後からここまでを書くと、とても長くなってしまうのでもう止めることにする。 
 
そして今年。 
湯里から伊達に戻って来た。 
 
そして影むしゃにとっては、というより校長にとっては、引越しに始まり引越しに終わるオフシーズンになりそうだ。 
 
来週、小樽の母が引越しをする。 
同じ市内だけれど、長年住んだところからの引っ越しはもの凄く大変。 
手伝いに行った息子は、預けてあった自分の荷物を引き揚げてきた。 
今日はそれを処分しに行くらしい。 
 
引越す度に、身の周りの物は厳選されて行く。 
物だけでなく、心の整理もされて行く。 
とても労力を使うし面倒なことだけれど、色々なきっかけとなるので良いかもしれない。 
 
自分にとって本当に大切な「物」・時には「考え」は何かを吟味し、選び整理し処分していくことは、物や過去の思いに振り回されず、楽にシンプルに生きるためには必要なことのような気がする。 
 
ただ、これには結構勇気がいることだということも今さらながら知った今年だった。 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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