伊達市地域生活情報マガジン『むしゃなび』へ ブログ★むしゃなび トップへ [今日:1] [昨日:0] [787] rss feed
[2010.09.18]
■『白露』の頃の秋味。
『秋分』を前にしたこの時期、二十四節気では『白露』の季節です。 
 
朝晩の涼風に秋を感じた燕たちが、南へ帰る頃だといいます。 


一方、自分が生まれた川をのぼり始める『鮭』。 
特に『白露』の季節に川下で捕れる鮭は、身が大きく旨みがたっぷりになるそうです。 
秋味と呼ばれ、昔からこの季節の恵として食べられてきた旬の味覚。 
 
そんな『鮭』を、今週は星型ズッキーニ・新メークイン・プチトマト・なす・セニョリータ・たまねぎとともにハーブパン粉焼きにしてみました。 
と言っても、今日で終わりのメニューですが・・・。 
 
その季節に美味しい食材が、海の物でも畑の物でも新鮮なうちにすぐ手に入る伊達。 
いつもながら感謝です。 
 
『白露』の季節が過ぎれば『秋分』です。 
この頃には秋の七草が咲き揃うのだと知り、ちょっと探しに行ってみました。 
 
以前よく野花を摘みに行った”あるところ”へ。 
 
萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538) 山上憶良 
 
対応してハギ・ススキ・クズ・ナデシコ・オミナエシ・フジバカマ・アサガオ(キキョウ) 。 
「朝貌の花」については諸説あるようですが、キキョウとする説が最も有力のようです。 
 
”あるところ”では、萩の花は終わりかけていましたが、鹿島町で見かけた庭木の白花の萩は、今が盛りでした。 
白色の萩も清楚で好きです。 
 
葛花も瞿麦の花ももうじき終わりです。 
北海道の咲き方は、二十四節気を追い越しているようです。 
けれども藤袴は、先日走ったパノラマラインにたくさん咲いていました。 
朝貌の花もこれからでしょうか? 
そして姫部志。 
この花は若い頃、信州の高原で見たのを最後に出会っていません。 
この辺りには自生していないのかしら? 
 
春の七草がお粥などで食してしまうのに対して、秋の七草は愛でて楽しむもののようです。 
という訳で、”あるところ”で尾花を数本折って来ました。 
それとアキノキリンソウとシロヨメナ。 
 
22日の十五夜も近いので、昨年の誕生日にhazurinさんからいただいた”うさぎの置物”と一緒に玄関に飾ってみました。 
そう言えば今月の28日、また一つ歳をいただきます。 
お断りしたのに・・・。 
 
 
 
 
ついでにこちら用にも摘んで来ました。 
友禅菊と、のこん菊です。 
 
 
 
 
友禅。 
日本的な名前ですが、原産地は北アメリカの帰化植物です。 
アメリカンらしく華やかですが、紫色をしたこの菊は『和』を漂わせているように思います。 
 
冬はあっという間に来てしまいます。 
 
『立冬』までの短い秋を楽しみましょ。 
▼トラックバック(0)
このエントリへのトラックバックURL:
現在トラックバックの受信を停止中です
▼コメント(0)

▼コメントを書く...
*必須入力です
 「コメント」欄は日本語で記入してください。
 英字数字のみだと、コメントと見なさず投稿できません。
*お名前:
メール:
URL:
*コメント:
プロフィール
Rietty
Rietty
☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
ブログ検索