■未知の世界の神々。
日曜日、自分の甘さを思い知らされました。 ここ何年かの間では一番落ち込んだ日となってしまいました。
でも、私には良い薬だったかも・・・。
早朝、雨を降らせていた雲も11時にはなくなり、湖畔のスタート地点に立った時には晴れてきました。
走るには少々暑い位の気温です。
洞爺湖水の駅隣の駐車場を起点に反時計回りでゆっくりと走り始めました。
「今日は絶対に俺に合わせてよ!」
ペースメーカーの影むしゃの忠告がスタートの合図。
途中何度も前に出てしまい、その度に制されました。
いつもに増して楽に走れます。
ルンルンルン♪
これ位のペースなら、2週位走れそう♪
そんな調子に乗った気持ちは間違いでした・・・。
「さあ!ここからは未知の世界だね!」
にこっと頷きながら応える私。
心の中では「余裕♪余裕♪」と思っていました。
ところが25km付近、突然胸に変な痛みを感じた途端、全身からペタベタした濃い汗がジワ~ッと出てきたのです。
今まで体験したことのない体の状態にプチパニック状態。
そこからは自分を励ましつつなんとか走ったものの、キムンド温泉を目前に限界を感じてしまいました。
キムンドで少し休み再び走りだしたのですが、2km程走ったところでノックアウト。
とうとう倒れこんでしまいました・・・。
路肩で休んでいると、通りがかりの数人の神様が声をかけてくださいました。
もう、苦しいやら・情けないやら・悔しいやら・有難いやらでグチャグチャな心の私は泣けてきました。
グリーンステイ洞爺に泊まって自転車を走らせていた男性の方、心配と励ましの声をかけてくださって本当にどうもありがとうございました。
室蘭からバイクで走りに来ていた男性の方、わざわざ水を買いに行って戻って来てくださってどうもありがとうございました。
洞爺湖町にお住まいの女性の方、「私も走っているから良く分ります。」とCamCarのところまで乗せて行ってくださいました。本当にどうもありがとうございました。
そして影むしゃ。
洞爺湖一周の初チャレンジは、残り7kmを残してリタイヤしてしまいました。
あまりに落ち込んだので、正直あまり書きたくない記事でした。
でも敢えて書いたのは、自分への戒めの気持ちと、何よりも助けてくださった神様のような方々への感謝の気持ちを記しておきたかったから。
そして、改めて10月3日の完走を心に強く誓ったから。
あと2週間。
もう少し体調管理をしっかりしなければ。
特に睡眠不足は大敵。
もう一度、ランニングについての本も読み返してみたいと思います。
諦めません!
待っててね別海。