■神社の恵みと安全祈願。
幼い頃から神社で遊ぶのが好きでした。
伊勢神宮ではどんぐりや松ぼっくりを拾っておままごと。
鶴岡八幡宮では桜の花びらを拾ってネックレス作り。
明治神宮では椎の実を拾って母に煎ってもらって食べました。
神社には遊ぶ材料が一杯で楽しかった。
子供ながらに、何かに守られている気がして安心して遊んでいたように思います。
今は好きですが、お寺では遊べませんでした。
なんだか怖くて。
でも4歳違いの弟は、朝4時にお寺のお墓でかぶと虫獲りをして遊んでいました。
泣き虫だと思っていた弟が、あの怖いお寺で遊ぶという勇気ある行動をしたことで、ちょっと見直してしまいました。
さて先日、小樽の住吉神社へ行って来ました。
冬の安全祈願です。
先客は15人位の若者の団体でした。
皆で揃えて二礼二拍手一礼をしていました。
彼らもウィンタースポーツサークルの安全祈願かしら?
近所にお住まいと思われる方も数人いらしていました。
月の初日だったからでしょうか?
そう言えば、小樽の母も神棚のお水やお米を取り替えていました。
振り返って見下ろすと、いちょう並木が美しく輝いていました。
さらに足元を見下ろすと、たくさんの銀杏。
どうりで臭うはずです。
銀杏は腎臓に良いとかで、「巣鴨へ行ったら買ってこよう!」と言っていた母の言葉を思い出し、二人で手を大変なことにしながら拾いました。
大漁でしたが、車の中はスゴイことになりました。
早速、種はずし作業にかかった台所はさらにもの凄いニオイに包まれました。
困ったことに、店内まで漂ってくる始末。
この寒いのに、窓全開の店内でした。
もちろん、オープン前のお話です。
オープンする頃には、ニオイもすっかり消えました。
・・・かなぁ?
もしかしたら、私たち3人の鼻が慣れただけだったのかもしれません・・・。