「いとをかし」な日々

4月21日早朝、はやる気持ちを抑えつつ8時の飛行機に乗り、八重ちゃんと共に東京へ向かいました。 
 
息子の結婚式は23日。 
何も二日も前に行かなくたっていいものを・・・。 
行きたいところだらけの八重ちゃんのお供です。 
まあ、たまにはね。 
母孝行もしないとね。 
だから今回は、八重ちゃん計画中心です(笑) 


9時半羽田着。 
 
すぐに神楽坂にある父のお墓参りに向かいました。 
先日の大震災のときには、隣のお寺の墓標がいくつか倒れたと聞きました。 
久しぶりに先祖代々のお墓を掃除しました。 
思えば、母と一緒は7年振り。 
なのにさっさと済ませて、次に目指すはおばあちゃんの原宿「巣鴨」です。 
 
大阪のおばちゃん風の元気印のお母様達がたくさん闊歩する巣鴨。 
「私は違うからね！」と、若いふりして颯爽と風を切りながら速歩きしたかったのに、「速すぎる！」と言われてしまうので牛歩（私的には）戦術。 
とげぬき地蔵に着くと、いつか夫と洗った身代り地蔵さんを発見しました。 
二人で、それぞれの部位を撫で撫で。 
私は、校長と私の膝を撫で撫で。 
八重ちゃんは全身を撫で撫でしていました。 
そして巣鴨では、ちょっとここには書けないハプニング発生。 
 
次に向かったのは御徒町。 
ここも八重ちゃんの東京行きのときに必ず入るポイントです。 
一人の時は、きっと目くら滅法に歩いて探すであろう目的地には難なく到着。 
駄菓子をたくさん仕入れてきました。 
いつもなら、アジアの方が多く歩くこの道なのに、今回はほとんど出会いませんでした。 
でも、相変わらず人は多いこの地区。 
迷子になられては困ると、「ここにいてね」と言っても、絶対にそこにはいない。 
そう。 
母とのお出掛けは、母を探す旅でもあるのです。 
 
朝5時に伊達の家を出て、この日の泊まりの品川のホテルに入ったのが夜8時。 
どんだけ元気なんだ？我が母は！？ 
・・・と思ったのも束の間。 
案の定、ベッドに倒れ込んでいましたよ。 
 
その時、なんて言ったと思います？ 
「りえに20km も歩かされた！」だって。 
いえいえ、たかが2~3kmです。 
私はただのお供ですから。 
確かにトボケて遠回りしたりしたけどね(笑) 
でもまあ、満足したようなのでOKです。 
 
で、次の日。 
まだまだ本番ではありません。 
 
この日は横浜バス観光。 
赤レンガ倉庫→外人墓地→港が見える丘公園→山下公園→マリンタワーなどを巡る3時間コースです。 
八重ちゃんお得意の「歩かない観光」。 
私は欲求不満な足を持て余しましたが、結構楽しめました。 
かなり早回りですが、お手軽に横浜観光ができます。 
 
 
滞在時間15分の赤レンガ倉庫。 
「お土産を選ぶ時間はありません！くれぐれも時間に遅れないように！」 
と添乗員さんに言われたにも関わらず、呑気にお土産を探す八重ちゃん。 
いつでもどこでもマイペース。 
しかも、しっかり買って来ました。 
 
こちらは何の建物だったか聞き忘れました。 
横浜は、同じく港町の小樽や函館とどことなく似ています。 
小樽や函館をもう少しお洒落にした感じかな？ 
 
マリンタワーからの景色です。 
右下は山下公園。 
ユーミンの歌に出てくる「山手のドルフィン」って、この辺りじゃなかったかな？と探したけれど分りませんでした。 
 
山下公園脇に停めてある氷川丸をバックにパチリ。 
たしか、小学校の遠足で中に入ったと思うのだけれど・・・？ 
船内が函館の摩周丸とダブって思い出せません。 
 
この日は、夕方6時過ぎに桜木町のホテルにチェックイン。 
当然二日連続で遊び回ってクタクタです。 
 
本番は明日だっていうのに・・・。 
大丈夫？ 
でもこの後、元気を振り絞り、本番に合わせて延々とソロのファッションショーが繰り広げられるのでした。 
 
つづく。