■希望の星。
いく度かこのブログに書かせていただきました尊敬すべき大先輩が、6月29日に急逝されました。 ルスツのスキーインストラクター最年長でいらっしゃったKさんです。
享年77歳。
天寿を全うされました。
昨日と今日、お別れをしに行って参りました。
私がルスツで働かせていただくようになった10年ほど前、Kさんは何も分らない私にいつも優しく言葉をかけ、心配をしてくださいました。
その親切さは今年の3月まで変わることなく、ルスツで顔を合わせる度に、必ず一言二言声を掛けてくださるのでした。
そして、れんにも。
何度も食事に来て下さったり、駄菓子を買って下さったり、本当にお世話になったのです。
ついに最期まで、何のお返しも出来ませんでした。
優しさを受け取るばかりで、何も出来なかった自分が悔やまれてなりません。
いつもなら、ちょうど今頃。
真ん中のテーブル席にお座りになり、色々なお話をさせていただきながらお食事をなさっていたのに・・・。
「スキーを教えるのは生き甲斐」
きっぱりとそうおっしゃっていらしたKさんのお顔は忘れません。
Kさんは、スキーインストラクターたちの希望の星でした。
悲しいけれど、Kさんに恥ずかしくないように今度の冬もスキーの仕事をしたいと思っています。
Kさん、今までどうもありがとうございました。
どうぞ、天国でも心から愛したスキーを続けてください。