■へろへろ春コブラー
へろへろになった春のヘビ→コブラではありません。 へろへろしたコブのラクダでもありません。
じゃあ 何それ?
それはね...。
へろへろになったのは、ヘビでもラクダでもなくて私でした。
もうそろそろ桜だというのに、うっとうしいスキーウェアを着て、茶色がかったザラメ雪で出来たコブを滑るモノズキな人間のことを、”春コブラー”と言います。(←私が勝手に呼んでいる)
コブなんて、大嫌い!
コブなんて、わざわざ滑る意味が分かんな~い!
あ~恐い恐い!
普段からそう思っていた私は、コブのある斜面には極力行かずに、綺麗な整地斜面ばかり滑っていたのです。
でも、一方では”いい加減コブも克服しないと...。楽しいと思えるようにならないと...。”という気持ちが、いつもどこかにありました。
そこで!
昨日、憧れの三浦敬三さんの息子さんの三浦雄一郎さんが校長を務める”スノードルフィンスキースクール主催の、「春コブレッスン」を受講してきましたー♪
友達を誘い、「よーし!頑張るぞ~!」と、勇んで申し込んだはいいけれど、時間が迫れば迫るほど「あ~...止めればヨカッタ。あんな重たい雪でコブなんか入って、また怪我したらどうしよう...。」
「ダメダメ!いつまでも逃げてはいられないわ!頑張る!」
...と、行きつ戻りつ戻りつ戻りつする気持ちを奮い立たせ、レッスンが行われるコブ斜面の上に立ったのです。
すると...。
ギャー!何?この長さ?
今まで見たことが無いくらいの、長い長~い深い深~い恐い恐~いコブが、何列も並んでいるではありませんか。
しかも、いるいる!
たくさんの”春コブラー”達が、それはそれは楽しそうに滑っているのです。
中には、チーム全員がサルの着ぐるみを着て、滑っている”コブオタク”さん達もいました。
まさに”モノズキ”軍団の列。
私はと言えば...あ~ムリムリ...。
だって私は、”モノズキ”ではなくて、”モノギライ”というか”食わず嫌い”の克服のために来ただけですから...。
もう、見た途端気絶しそうだったのですが、仕方なく気を取り直し意を決してレッスンに臨みました。
そして...。
まあ途中経過はさて置き、講師の方の二つのアドバイスに、「ああ!そうかぁ!うんうん!」と合点がいった私は、ちょっとだけ成長することができました。
お世辞でも褒めてくれた先生の言葉にすっかり気を良くし、小山のようなコブに何度も跳ね飛ばされても、再び入っていく勇気を持つことが出来たのです。
こんな風に私も、自分のアドバイス一つで、受講生の方が”目からウロコ”状態で急成長してくれるような、そんなレッスンが出来るようになりたいなあ...と、教える立場の人間としてもとても勉強になった一日でした。
でもでも、一日中コブを滑った”春コブラー”の友達と私は、もうへろへろのヨレヨレになってしまい、やっとのことで家路に着きました。
きっと、友達との車中のおしゃべりが無かったら、無事に帰ることはできなかったでしょう。
今朝起きたら体中がかなり痛かったのですが、昨日のレッスンと頑張った自分に満足しているためか、その痛さも心地よかったりして...私って変?
もちろんコブの滑りは全然まだまだで、来シーズンへの大きな課題なのですが、なんとなく一つ乗越えることが出来た気がしました。
来シーズンは、”モノギライ”は卒業して”モノズキ”になるよ☆
そして、今日はまたある計画があります。
そのご報告は、明日しますね~♪
<付録写真>
~見て見て!お友達のところのワンちゃんたちです。
可愛いでしょー☆
洋服に付いている名前にご注目!
と~っても人なつっこいのです。