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[2012.08.07]
■盛夏 大人の絵日記 その1.洞爺湖 有珠山ジオパーク
小学生の頃、夏休みの宿題を片付けるのが本当に苦痛でした。 
 
「『休み』とか言いながら、どうして先生は好きなように過ごさせてくれないんだろう?」 
山のように宿題を持たされる終業式は、夏休みのウキウキ気分を半減させました。 


中でも苦手だったのは”絵日記”。 
「先生は、40日間の皆の暮しを絵を描かせてまで知りたいの?」 
やりたくないばっかりに、そんなことを思ったりしました。 
早朝から日が暮れるまで外で目一杯遊ぶお転婆娘の私には、机に向かう暇なんてこれぽっちもないのだから・・・。 
 
さて昨日・一昨日の休日は、「そんな子供だった頃と全然変わらないじゃない!」と、我ながら噴き出してしまうような二日間を過ごしました。 
 
もちろん、やんちゃ坊主の影むしゃも一緒です。 
 
れんの残り物をお弁当に持って、向かった先は洞爺湖でした。 
湖畔を走ってから、万世閣で泳いで温泉♪・・・・のつもりでした。 
だから、家を出る時からランニングの格好。 
 
でも急に気が変わりました。 
「四十三山を登ろうよ!」 
四十三山は、明治43年の有珠山噴火によって隆起した山です。 
別名”明治新山”。 
これをきっかけに洞爺湖温泉が湧いたそうです。 
 
登り口に着くと、あまり人が歩いた気配がありません。 
それにあまりにも場違いな服装・・・。 
まあ、トレイルランニングだと思えばいいかっ!ってことで、怪しげな二人は薄暗い道を速足で歩きだしました。 
 
途中、噴気口を観たり。 
 
 
四十三山山頂展望台からの景色を楽しんだり。 
 
 
源泉を見付けたり。 
 
 
登り口と降り口の石段を、「良くこれだけ石を運んだね~。」なんて言いながら歩いたり。 
 
 
約45分の道程を、途中、宇井教授や岡田教授のモノマネなんかもしながら(ごめんなさい。似てません。^_^;)、ほとんど小学生の探検ごっこのノリで歩きました。 
 
ビックリしたのは、大きなカナブンやクワガタさんたち。 
残った朝露で涼んでいたところをワイワイと歩かれて、あっちでもこっちでも驚いて飛び立っていました。 
残念ながら虫カゴと網は持っていなかったので、行方を見届けるしか出来ません。 
 
登山と呼ぶには高くなく。 
ハイキングと呼ぶには明るくなく。 
ピクニックと呼ぶにはランチで座り込むところもなく。 
でも適度な暗さと、何が出てくるか分らないといった雰囲気は、まさに探検ごっこ的気分が味わえるルートでした。 
 
もちろんフィールドワークとして、きちんと勉強しながら夏休みの自由研究にするにもとてもおススメな楽しいルートです。 
まだ行ったことのない方は是非どうぞ。 
 
*今回の入口→伊達から向かい、かわなみ旅館さんの手前の小さな川の手前の道を山に向かって走った突き当りが入口です。 
*今回の出口→湖畔亭さんの向かい側のごきらく亭さん横の川の左側に下の看板があります。 
そこを川沿いに少し上ると石段が見えます。 
 
どちらを入口にしてもよいと思います。 
 
蚊がたくさんいます。 
虫よけスプレーも忘れずに♪ 
 
ところで、かいた汗を流す温泉もチェンジしました。 
行ったのは蟠渓温泉『蟠岳荘』さん。 
入湯料300円です。 
オロフレスキー場の帰りによく立ち寄る温泉です。 
 
そして最後は大人っぽく、苫小牧王子ホテルのディナーバイキングへ。 
でもやっぱり、お食事の途中でこんなこともしてはしゃいでしまいました。 
 
 
子供なら、「ご飯を食べてからにしなさい!」と怒られます。 
 
はちきれそうなお腹を抱えて、家に着いたのは22時。 
子供なら捜索願の出る時刻です。 
 
大人で良かった。 
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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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