■生まれ故郷の山へ。
日曜日、影むしゃの生まれ故郷岩内から、岩内岳~幌別岳を縦走しました。
岩内岳に見守られながら生まれ。
幼い頃にはこの山を見上げ。
少年の頃にはこの山で滑り。
半世紀以上生きてきて、今初めて登るこの山から見下ろす故郷。
生まれ故郷を訪れたことのない私には、まだ分からない感覚ですが、その地に立った時の気恥ずかしさが入り交じった懐かしさを、影むしゃは感じていたことと思います。
岩内岳の登山口は、オートキャンプ場側を選びました。
今年はどの山も毛虫が異常に多く、特に低い位置では相変わらず悲鳴の連続です・・・。
お花も稜線に出るまでは、マイズルソウが見られる位でした。
それでも久々の快晴に、全行程休憩時間も含めての8時間は長くは感じませんでした。
岩内の海は、雲に覆われていました。
山頂! かと思ったら9合目。
これから向かう幌別岳~雷電方面には雪渓があります。
イワオヌプリ・アンヌプリ・羊蹄山が重なって見えた岩内岳山頂からのニセコ連峰。
瞑想中~(笑)
次は幌別岳へ。
テンションが上がった幌別岳の雪渓で、「なんかやって!」の無茶ぶりにエアーテレ♪
これじゃ、だいぶバランス崩してるよね・・・。
「簡易アイゼンが要るなあ・・・」
「やっぱり、板を持ってくれば良かった・・・。」
「せめて米袋持ってくれば良かったなあ・・・。」
「よし!下りは靴で滑っちゃえ!」
~一人ブツブツ言いながら歩いた楽しい雪渓。
雷電山に後ろ髪を引かれながらも、下山です。
お花たちは、胆振地域の山では既に咲き終わっている、シラネアオイ・サンカヨウ・ツバメオモト・エンレイソウなどがまだ咲いていました。
途中、湿原も通過するため、湿原性の植物も多く見られました。
イワイチョウ。
翌日はクールダウン登山。
新見温泉から白樺山を登りました。
ゆっくりお花の写真を撮りながら歩いても山頂まで50分。
お花も多く、アルペンムードも存分に楽しめる山です。