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[2008.10.22]
■川風をうけて~
「今シーズンはこれで最後だね・・・。」 
 
そんな会話を交わしながら、ぽかぽかな秋の日に4人でリバーツーリングをしました。 
場所はいつもの尻別川。 
 
 



お陰さまで今年初めてリバーデビューをすることが出来、今回で5回目のツーリングです。 
もう水はとても冷たく、沈したら大変。 
だからその防止策として、カナディアンカヌーを横に二艇繋げて、漕ぐことにしました。 
 
 
なるほど・・・こういう手があるのね・・・。 
 
川にいるのは鳥と魚と虫と私たちだけ。 
とても静か。 
4人の歓談の声と、鳥のさえずる声が川風と一緒に後ろへ流れて行きます。 
異常気象のせいなのか、色づく前に葉を落としてしまった木々は手持ち無沙汰な面持ち。 
餌を獲得した鵜が突如水中から飛び立ち、群れなす鴨も一斉に飛び立つ。 
自然に溶け込んでいる気分になっているのはこちら側だけで、彼らにとってはお邪魔なのかも・・・。 
鮭の漁獲量がひどく少ないと聞くけれど、だから当然川に上って来る鮭も少ない。 
役目を果たしたのか、力尽きたのか分からないけれど、何匹かの鮭が川底に横たわっていた。 
それを啄むカラス。 
彼らは生きた魚を獲ることはしないのかしら? 
 
 
で、私はトローリングの真似ごと。 
相変らずの釣果なし。 
 
 
これから雪が降るまでの時期、幹だけになってしまった森は、恥ずかしいほどに見通しが良くなります。 
とても侘びしい気持ちになるのだけれど、そんな森や山の風景も好き。 
サクサクと落ち葉の音を聞きながら歩くのは楽しいし。 
そんな楽しみがあることも思い出したりしながら、小春日和な川岸の風景の中、仲間との時間を楽しんだ。 
穏やかで幸せな時間がカヌーと一緒にゆったりと流れ、いつもの石淵に静かに到着。 
 
今シーズンのラストランとは思えない、暖かな川遊びの一日でした。 
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Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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