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[2006.10.09]
■ごん太
第一回目の「いとをかし」は、我が家の愛犬”ごん太”です。 
 
 
 
 
この10月で13歳になるごん太は、13年前の「壮瞥りんご祭」会場で、”どうぞご自由にお持ち帰りください”と、眉を顰めたくなるような札を掲げられた段ボール箱の中に、3匹の兄弟と一緒に入れられていました。 


子どもの頃、犬3匹、時には13匹を世話した私は、犬の居る生活は、愛おしく楽しいけれど、とっても大変だということを知っていたので、もらって帰ることに反対しました。 
けれども、子ども達に懇願され、根負けしてついに折れ、一匹を連れて帰ることになったのです。 
 
ごん太は、お母さんのおっぱいを、皆を押しのけへしのけて、我先にと飲んでいたことがひと目で分かるほど、他の兄弟達より一回り以上大きく、私達を見上げる目は、「連れてって」とアピールしているかのようでした。 
 
13年間、彼は彼なりの苦労と幸せを味わいながら生きてきたのですが、最近、とてもとても好きな人が出来ました。 
 
人見知りの激しいごん太が、その人が来ると、それはそれは喜ぶのです。 
満面の笑みでその人を迎える、ごん太のあまりにも嬉しそうな顔を見ていると、飼い主でもヤキモチを焼いてしまう程です。 
週に一度、その人に会える日を心待ちにしているごん太の姿は、ほんとに健気。 
 
誰かを好きになると、人も犬もあんなに幸せそうな顔になるのね...。 
そんな風に感じてしまいました。 
晩年になり、病気でもあるごん太、あと何年生きられるか分かりません。 
でもきっと、大好きな人に会う日のために、一日一日を大切に生きるでしょう。 
少しでも永く、あの幸せそうな顔を見られますように..。 
飼い主としても、そう願う毎日です。 
 
おまけの写真。 
さて、この写真はごん太ではありませんが、ごん太の大好きな人が撮ったものです。 
映画のワンシーンのようでしょう? 
1Fが物置で、2Fが自宅と思われるこの建物の、1Fの戸を自由に開閉しながら出入りし、ぬ~っと顔を出したところです。 
なんとも「いとをかし」でした。 
 

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▼コメント(3)
名前:ユキ  2006.10.10 17:17:54
ごんただーーーーーー。  
ゴンタは性格がユキそっくりだよ。  
ゴンタの好きな人にあいたい。  
名前:Rietty  2006.10.10 05:00:35
daisukeさん、私達は子供の頃にどこかでお会いしていたかもしれませんねー。  
鵠沼海岸で住んでいた二件目の家は、海へ行く人が必ず通る場所にありました。  
鎌倉といえば、高校時代の私の庭のようなものでした(笑)。毎週土曜日、学校帰りに遊びに行ったものです。  
北の湘南での出会いは、もしかしたら「再会」だったのかも!?  
名前:daisukey  2006.10.09 20:25:18
おー・・・ついに始まった。りえさんのブログ!待ってました!  
 
ところでプロフィール拝見しましたが、私も両親が鎌倉と藤沢だったので、学生時代の頃といったらば両方の実家を行き来して湘南に入り浸っていました。母方は鵠沼。私は湘南ボーイだと思っています。高校は市川市。中学の頃飼っていた最初の犬の名前はゴン(ゴン太とも言っていた)。こうして私も北の湘南にやってきたということですが、なんか『縁』を感じませんか・・・(笑)。  
 
さて、「いとをかし」の出来事楽しみです。 

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プロフィール
Rietty
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☆ブログの解説 
日々の暮らしの中で、出会った「いとをかし」な人・動物・物・風景などを綴ります。 
「いと」 
1)非常に。大変。事態が並々でないさま。本当に。  
「をかし(おかし・い)」 
笑いたくなるような面白さがある。滑稽である。普通でなく奇異な感じがする。異常だ。変だ。興味深い。おもしろい。風情がある。情趣がある。優れている。立派だ。ほほえましい魅力的なさま、心をひきつける趣深いさまを表す意。 
(大辞林より抜粋) 
さて今日は、どんな「いとをかし」に出会えるかしら...。 
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